2021年1月5日 更新

【京都初詣】陰陽師ゆかりのパワースポット!星神・方位の神様「大将軍八神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区一条通り、大将軍商店街妖怪ストリート沿いにある神社。陰陽道の星神・方位の神様を祀るパワースポット。初詣で御朱印もいただきました。

平安京の方位守護神

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上京区一条通。西大路から中立売通までおよそ400mの長さに渡って商店が並ぶ「一条妖怪ストリート」こと大将軍商店街沿いにある神社の「大将軍八神社」

最近、星占いなど占いブームもあり、注目の神社ではないかと、初詣にやってきました。
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大将軍は北西の方角を守護する神様。よく「鬼門」の北東の方角は知られていますが、古来より北西を「天門」と呼び、「鬼門」と同様に大変重要視された方角。というのも、怨霊や魑魅魍魎、災いの類は「天門」から入ってくると信じられていたため。

平安建都の際に都城の方除守護神として、天門に大将軍堂を建てたことが始まり。他の神社仏閣と違い、天門に立地することが要の神社。なので、創建から1200年以上経っても、この地に変わらず鎮座する神様。
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手水舎。どの神社もコロナ禍で同じような対応をされていますが、御神水の流量少なめで、感染拡大防止の観点から柄杓がなかったり、流れ落ちる御神水で直接手を清める方式になっています。
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参道の一番奥、カラフルなのぼりの先に本殿があります。
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本殿前にある五芒星と八角を表した石柱。この神社の最も象徴的モニュメント。

星の台座になっている八角形の石には「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」の八文字が刻まれ、これは中国の占い「易」や風水などで用いられる「八卦(はっけ)」を意味します。

もともとは大将軍・素戔嗚尊を主祭神としていましたが、江戸時代に素戔嗚尊の御子神八柱の意も重なり、陰陽道の暦神・八将神を習合。社号「八神社」の由来にもなっています。

現在も、建築・移動・引っ越し・結婚・旅行・交通などあらゆる方位にまつわる厄災の守護神として信仰を集めています。
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さらに、本殿を時計回りに参拝。

本殿左手にある御神木・招霊木(おがたまのき)。木蓮の仲間の常緑樹で、榊の代わりに使われる事もある別名・神代榊。
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そして、本殿裏にある大きな碇(イカリ)。いつも不思議に思っていましたが。なんでも神社所蔵の宝船の絵(明暦年間のもの)は碇が描かれ、一般的な宝船の絵としては珍しく、それにあやかり奉納されたものとか。
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そして、本殿の北東側にある「方徳殿(宝物殿)」。
こちらには80体の大将軍神像群があり、国の重要文化財に指定。大将軍八神社を代表する宝物である「立体星曼荼羅」や陰陽道や天文学に関する貴重な古資料も展示され、毎年5月1~5日、11月1~5日の期間のみ公開。
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境内には他、摂社・末社が祀られ、特に個人的には金運の神様・長者神社に厚く祈願(笑)
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参拝後は御朱印もいただきました。大将軍八神社らしい、八卦をベースにした御朱印。なんとなくですが、パワーをあやかったような。

日常生活で、方位にまつわること数知れず。初詣必須の神社ですね。

詳細情報

名称:大将軍八神社
場所:京都市上京区 一条通御前西入西町52
電話番号:075-461-0694
公式HP:http://www.daishogun.or.jp/
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