2018年4月23日 更新

非公開の京都新聞印刷工場跡で写真展「KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)」

4月14日から5月13日の会期で行われているKYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)。市内の19箇所の会場で行われていますが、その中でもイチオシの京都新聞印刷工場跡の様子をお届けします。

非公開の印刷工場跡で写真展

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今年もはじまりました、KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)。2012年からスタートした同写真展は、例年4月から5月にかけて、京都市内の様々な会場で実施され、年々知名度を高めてきました。
2018年度の会期は4月14日~5月13日までの約1カ月間。今年は京都文化博物館や藤井大丸、堀川御池ギャラリーなどで、有料・無料の写真展が行われますが、その中でもイチオシの京都新聞印刷工場跡会場をご紹介します。
場所は、地下鉄丸太町駅直結の京都新聞ビルです。
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会場への入口はこちら。地下鉄7番出口すぐ。赤いポップが目印です。
階段で地下1階の、かつては印刷工場だった場所へ。
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エレベーターホールからアート空間に。
かつての印刷工場の様子が壁に貼りつけられています。
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印刷工場跡では、アメリカの写真・映像作家のローレン・グリーンフィールド氏の写真が展示されています。
入場は無料になっています。
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広大な地下空間は圧巻の迫力。
京都市内の中心地にこんな場所が残っていたんだという驚きもあります。
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世界各国の人間の富への欲望を撮り続けた同氏の作品と、印刷工場跡の廃墟感。
華と廃、このコントラストがアート性を高めます。
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雰囲気バツグンで廃墟感たっぷり。
作品も気になるところですが、私はこの工場跡の雰囲気に刺激を受けまくりでした。
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会場内は薄暗く、段差もおおいのでカーペット以外の場所は歩くないよう注意してください。
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少しわかりづらいのですが、地下空間はさらに奥まで続きます。
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会場内には24作品が展示されており、また一部動画も流されています。
まるで海外のメトロ(地下鉄)のような雰囲気でゾクゾクします。
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作品と作品の間はこんな感じ。
これはこれで、またアートですね。
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作品だけではなく、どこを切りとってもアートになる空間。
普段は非公開の京都新聞印刷工場跡、アクセスもいいのでこの機会に伺ってみてください。
刺激をたくさんうけること、間違いなしです。

SNSでの評判

基本情報

イベント名:KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)
会場:京都市内19箇所
関連ページ: https://www.kyotographie.jp/

◆京都新聞ビル 印刷工場跡会場
日時:10:00 – 17:00 水曜(5/2以外), 5/6
入場無料
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