2018年5月4日 更新

”はたらきもの”プロジェクト進行中☆市場の日常がアート空間に【KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭】

2013年から毎年開催、年々注目度が上がってきた「KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭」☆ちょうどゴールデンウィーク中にも楽しめるナイスイベント☆15ヶ所あるうちの、まず京都市中央市場へ向かってみました☆

見ているのは25年後の自分?

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フランス人アーティスト K-NARF による現在進行中のアートプロジェクト
「HATARAKIMONO PROJECT」

あらゆる仕事の、それに従事する人々の様を撮影し、その文化が存在しなくなる前に記録・保存しようとする活動
デジタル画像を独自の手法でビンテージ処理され、今回は中央市場関連棟の壁面に展示されています

活動は今後世界を回って2年間続き、そのさらに23年後、作者自身が選んだ国内外の美術館で展示することを決めているそうです

逆に言うと、四半世紀経てばこれらの「仕事」は存在しなくなり貴重な標本になる事を予見しているわけですね
そして最初からビンテージ処理をするのは25年後のこれらを見る自分を疑似体験させているという事でしょうか
そう思うと撮影ポーズはプロファイリングであったり、古代エジプトの壁画を連想させたりしますね

いろいろ勝手に想像するのも面白い
いずれにしても日常の風景がなんとなく異空間に思えてきます

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「日常の風景」とは言うものの、私はここへは初めて立ち寄りました(苦笑)

初めての場所ですから「非日常の風景」ですね

「非日常の風景」に「非日常感」とは…どう感じれば良いですかね?(笑)
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この撮影スタジオを再現したものですが、遊び代がどれほどあるのでしょう?

自分がこれで撮ってもらうんだとすればどんな顔すればいいですかね

「はたらきもの」で無いのでダメでしょうか(苦笑)
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102作品あるんだそうです

このサンプリングはまるで標本の収集ですね

愛すべき存在でしょうか?
敬意を表して?
いずれにしても 興味津々のようです

もう一つの場所も非日常

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もう一つの展示場所は KYOTO BMW 本社

私には非日常の場所ですが何か?

こういう場所へも導いてくれるこのイベント…ステキです(笑)
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EVENT DATA

【KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭】

No.15展示

4月14日(土)-5月13日(日)

A 京都市中央市場 関連10・11号棟 南壁面  京都市下京区朱雀分木町80

B KYOTO MAKERS GARAGE   京都市下京区朱雀宝蔵町73-1 1F

C 株式会社マツシマホールディングス Kyoto BMW 本社  京都市右京区南高田町10

A 壁面に常時展示
B   平日  12:00-18:00
土・日・祝 11:00-18:00
休    水曜

C 10:00-18:30  休:第2第4水曜

入場無料
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千恋し 千恋し