京都の春のイベントとしてすっかり定着した「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」☆今年も市内各所で4/13から5/12の1ヶ月間開催されます☆中でも昨年好評だった会場、京都新聞地下の印刷工場跡へまずうかがってきました♪
現代美術家・彫刻家として活躍する金氏徹平は、音響や映像を扱うアーティストと共に、京都新聞の旧工場跡地と移転後の新工場で撮影した写真・映像および録音した音を用い、新作と旧作を織り交ぜて展示する。美術としての写真というメディアと、情報の複製、伝達、流通の手段としての新聞というメディアを、インクなどの液体と紙という物質として捉えて制作に臨んだ。
インクが画像や文字、そして情報となり、新聞として世界中に流通し、そしてその記憶が世界像を形成するように、私たちの世界では様々な流動的な物やイメージが「循環」していることに着目。インクも含めた液体が地球のあらゆる場所や生物の体内にも循環して生命や生活を構成している物質として捉え、そこに含まれる運動やノイズも含めて、新たにオルタナティブな世界像を想像させる作品へと昇華した巨大インスタレーションを発表する。
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市街地のど真ん中に、こんな巨大な空間が残されていた事に大きく話題を呼びました。
今回もメインプログラムの会場の一つに選ばれています。(入場無料)
輪転機が置かれていた台座や紙のロールを移動させるレール、巨大なダクトや配管、配線もそのままの状態で残されていてまさに廃墟感抜群。
アーチストたちがわざわざ作って表現したい空間が、そのまんまあるという奇跡。
作品鑑賞とともに、この会場そのものの魅力を体験したい、多くのファンが訪れています。