2020年5月24日 更新

【京の写真旅】新緑の中、いにしえの伝統を伝える時代行列「葵祭」

四季を通して国内外の方々を魅了する京都。「京の写真旅」と題して、主に京都市内の四季折々の風景を写真で紹介します。いつか立ち寄ってみたい、旅してみたいと感じていただければ幸いです。 今回は「葵祭」を紹介します。 ※本年の「路頭の儀(行列)」は中止となりました。

爽やかな新緑と雅やかな行列に魅了される「葵祭」

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祇園祭、時代祭とともに京都三大祭りとして知られる「葵祭」。
その起源は約1500年前と伝わっており、五穀豊穣を祈る上賀茂神社、下鴨神社の例祭です。
本年は新型コロナの影響で、路頭の儀が中止となりましたが、社頭の儀などは神社関係者のみで執り行われたようです。
行列の中止は寂しいですが、また来年の開催を願って、紹介したいと思います。
(画像は過去のものです。)
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葵祭の行列ルートは・・・10:30京都御所出発→11:40下鴨神社到着→14:00下鴨神社出発→15:00上賀茂神社到着といった感じです。

平安装束を身にまとった約500人の行列が約8キロの道のりを1日かけて市内を巡行します。

新緑と行列を存分に楽しみたかったので、下鴨神社糺の森で行列を待つことにしました。
11:40頃、本列の先頭「乗尻(のりじり)」の登場です!
乗尻は先頭を先導する騎馬隊です。
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華やかな行列の中、ギシギシという音を響かせ、美しい藤の装飾をあしらった御所車が(牛車ぎっしゃ)が登場しました。
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行列の中心ともいえる勅使の登場です。行列中の最高位者で、馬の装飾品も煌びやかで一味違いますね。
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大傘に華やかな牡丹の花をあしらった風流傘。もう一つの風流傘は、行列の最後に登場します。
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行列は女人列に入り、葵祭のヒロイン「斎王代」の登場です。
十二単に身をまとい、腰輿(およよ)と呼ばれる神輿に乗って、美しい笑顔を振りまいておられました。
鎌倉時代にいったん途絶えた斎王ですが、昭和31年に京都市民から斎王代が選ばれ、女人列が復活しました。

走馬の儀(下鴨神社)

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葵祭は馬の神事が多いですが、走馬の儀もその一つ。
13:30頃神事が始まります。
昨年より女性の参加が認められ、2人の女性が勇ましい姿で走っておられました。
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糺の森の馬場を疾走する馬。ロープがはってありますが、目の前を勢いよく走る馬を間近で見れること、一瞬ですが、乗り手の所作にも注目しました。
迫力がある神事、一見の価値は有ると思います。

鴨川沿い(加茂街道)

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下鴨神社を出た行列は上賀茂神社へと向かいます。
上賀茂神社のほど近くの鴨川沿い、加茂街道では比較的ゆったりと見物することが出来るらしい、と聞いていました。
実際駆けつけてみてビックリ!行列を観ようと大変多くの観客が来られていました。
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女人列の斎王代の周りには小さい子供たちも行列に参加しています。
将来斎王代になられる方がおられるかもしれませんね!
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蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)という方々で、雅楽を演奏する文官だそうです。
こちらは楽器でしょうか。中央に三つ葉葵の紋がありました。
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加茂街道から上賀茂神社へ向かう際に、身動きが取りにくいほど多くの観客が詰めかけ、上賀茂神社の外から遠目で様子を見ました。
斎王代が腰輿から降りて、上賀茂神社境内へ向かうシーンです。
この後、社頭の儀が行われ、祭りは終了へ向かいます。

最後に

下鴨神社から加茂街道を中心に部分的ではありますが、葵祭を紹介しました。
雰囲気が伝われば幸いです。
今年は行列が中止になり残念ですが、来年また平安装束の時代絵巻が見れることを願いたいと思います!

葵祭への口コミ

イベント情報

名称:葵祭 あおいまつり
開催日:毎年5月15日に開催
行列ルート: 10:30京都御所出発→11:40下鴨神社到着→14:20下鴨神社出発→15:30上賀茂神社
関連ページ: https://ja.kyoto.travel/event/major/aoi/
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