2021年2月21日 更新

【京都花めぐり】思わず振り返る甘い香りに癒される 蝋梅(ろうばい)が楽しめる寺院二選

1月~2月の花が少ない時期に楽しめる蝋梅(ろうばい)。黄色くて可愛い花に癒される寺院を2か所紹介します。(画像は過去のものです)

蝋梅と蓮の名所「大蓮寺」

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引接山極楽院大蓮寺の開山は1600年(慶長5年)、法然上人を開祖とされている京都東山の寺院です。
本堂前にはたくさんの鉢が。
安産祈願のお寺として知られており、夏には花蓮が楽しめます。
境内には蝋梅(ろうばい)があり、毎年1~2月に甘い香りと共にたくさんの花が咲き、参拝者を楽しませてくれます。
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堂内には慈覚大師作と言われる阿弥陀如来像が安置されています。
この阿弥陀様と安産の寺として信仰されていることに深い関係があり、ある日二体に分かれたと伝わる阿弥陀様に関して、真如堂とも深い関係があります。
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蝋梅は名前に梅と付きますが、梅とは別のクスノキ目ロウバイ科です。
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花言葉は「慈愛」。
小さく寄り添っているような蝋梅がたくさん咲いていました。

スポット情報

名称:大蓮寺
住所:京都市左京区東山二条西入ル一筋目下ル正往寺町457
電話番号:075-761-0077
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:境内無料
関連ページ:http://www.anzan-no-tera.jp/index.html

哲学の道そば、狛ねずみや蝋梅が楽しめる「大豊神社」

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大豊神社の創建は887年(仁和3年)。
宇多天皇の平癒祈願のために創建されました。
哲学の道沿いに参道があり、奥へ進むとこの鳥居が見えてきます。
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昨年の干支は子年で、珍しい狛犬ならぬ、狛ねずみがおられることで、更ににぎわっていたようです。
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絵馬所のそばに比較的大きな蝋梅の木があります。
この日もよい香りが漂っていました。
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大連寺より薄めの黄色で、品種が違うのかもしれません。
でもこちらの蝋梅も甘い香りと蠟のような透明に近い花びらが可愛くて、沢山の花をつけていました。

最後に

蝋梅が楽しめるのは1月~2月で、もう終盤かもしれませんが、
散策時には甘い香りと可愛い花に癒されました。
散策の参考になれば幸いです。
コロナ禍ではありますが、感染者が減少傾向で、少し先が見えてきたようにも思えるので、明るい春の到来を願いたいと思います。

スポット情報

名称:大豊神社
住所:京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
電話番号:075-771-1351:
拝観料::境内自由
関連ページ:https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=551
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