2020年1月30日 更新

【京都花めぐり】冬に咲く花 蝋梅(ろうばい)が楽しめる東山二条「大蓮寺」

大蓮寺では梅より一足早く見頃を迎える蝋梅(ろうばい)を楽しむことが出来ます。見頃は過ぎつつありますが、甘い香りで可愛い花を咲かす蝋梅を楽しんできました。

蝋梅の甘い香りに誘われて...東山二条「大蓮寺」

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引接山極楽院大蓮寺の開山は1600年(慶長5年)、本堂には慈覚大師作と言われる阿弥陀如来像が安置されています。
安産祈願のお寺として知られており、夏には蓮の花が楽しめます。
境内には蝋梅(ろうばい)があり、毎年1月に甘い香りと共にたくさんの花が咲き、参拝者を楽しませてくれます。
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大蓮寺は八坂神社の前身、祇園社と深いご縁があるそうです。
廃仏毀釈の時に祇園社感神院が廃寺になった際、大蓮寺に仏像と仏具を移され、現在も秘仏として大切に保管されているそうです。
ご開帳の機会があれば、是非拝見したいものです。
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甘い香りに誘われ境内へ。
こじんまりとした境内ですが、大きな蝋梅の木があります。
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蝋梅は名前こそ梅が付きますが、クスノキ目ロウバイ科だそうです。
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近くまで寄ってみると、甘い香りと共に、小さい蝋梅の花がたくさん咲いていました。
雨上がりに鑑賞した蝋梅はしっとりして色が濃く見え、さらに美しく見えました。
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他にも色んな花がありました。
こちらは小さい阿吽の狛犬さんがおられ、そのそばの山茶花が散り、花びらがはらりと落ちていました。
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こちらのアヤメを観た時、暖冬の影響で狂い咲きしたのかと思い驚きましたが、カンザキアヤメという冬に咲く品種でした。
カンザキアヤメも雨に濡れ、元気に咲いていました。
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夏に楽しめる蓮の鉢が並んでいました。
40品種の蓮が観れるそうで、今年も楽しみです。
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夏の境内の様子を。
夏は境内一杯に蓮の鉢が並び、間近で楽しむことが出来ます。
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蓮は早朝に咲き、お昼前には閉じてしまうそうです。
大きく開いた蓮はさぞかし美しいでしょうね。
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安産祈願授与品の絵馬がたくさん掛けられていました。
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絵馬には美しい蓮と本堂が印刷されています。
皆さんが安産でご無事に出産されますように。

蝋梅の見頃は過ぎつつありますが、良い香りに癒されました。
近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

大蓮寺へのツイート

詳細情報

名称:大蓮寺
住所:京都市左京区東山二条西入ル一筋目下ル正往寺町457
電話番号:075-761-0077
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:境内無料
関連ページ:http://www.anzan-no-tera.jp/index.html
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