2021年5月16日 更新

【京都の花】京都随一の『あじさい寺』6月開始予定ライトアップも準備中「三室戸寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府宇治市にある『あじさい寺』として知られるお寺。5月13日時点の様子。

6月開園に向けあじさい準備中

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宇治市、京阪三室戸駅から東へ「三室戸寺」に。と言いつつ、この日は自転車でやってきました。緑豊かな山沿いにあり、傾斜はほぼ手押しでしたが(笑)
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寺伝によれば、宝亀元年(770年)光仁天皇の勅願により南都大安寺の僧・行表が創建。
創建にはこんな伝承があります。天智天皇の孫・白壁王(後の光仁天皇)は、毎夜宮中あらわれる金色の霊光の正体を、右少弁・藤原犬養に調査を命じた。すると、犬養は宇治川の支流である志津川上流へたどり着き、その滝壺に丈二丈の千手観音像を見たという。さらに滝壺へ飛び込むと1枚のハスの花びらが流れてきて、それが一尺二寸の二臂の観音像に変身。光仁天皇がその観音像を安置し、行表を開山として創建したのがお寺の起源で、当初は御室戸寺と称したと伝わっています。その後、桓武天皇が二丈の観音像を造立、その胎内に先の一尺二寸の観音像を納めたという。
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本堂へ。
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毎度ですが、段数はそれほどでもありませんが、けっこう心臓破りな石段。
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石段を登り詰めると本堂があり、手前には夏が見頃の花蓮の水鉢。あじさいの名所として知られるお寺ですが、こちらも名物です。

創建については伝承によるところが大きいそうですが、平安時代以降は西国三十三所巡礼に関する最古の史料『寺門高僧記』に登場。寛平年間(889 ~898年)には園城寺の円珍が留錫し、その後、花山法皇がこの地に離宮を設け、西国三十三所巡礼の第10番札所に。

康和年間(1099~ 1103年)、園城寺長吏の隆明大僧正が寺を中興し、園城寺子院の羅惹院を移す。自ら住職となり、御室戸の僧正と呼ばれるように。この頃、光仁天皇、花山法皇、白河法皇三帝の離宮になったことから御室戸寺の「御」を、「三」に替えて三室戸寺と称するようになり、今の名称につながります。
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その後の火災で伽藍を失い、本堂が再建されるも、大河ドラマ『麒麟がくる』でも描かれた、天正元年(1573年)織田信長に敵対して槙島城に立て籠もった将軍足利義昭の味方をしたために寺領を没収され衰退。

寛永16年(1639年)、道晃法親王によって復興。

現存する本堂は江戸時代後期の文化11年(1814年)に法如和尚によって再建。重層入母屋造の重厚な建物で、中に秘仏の千手観音立像が安置。
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さらに、 元禄17年(1704年)建立の全高16メートルの三重塔。もとは兵庫県佐用郡の高蔵寺にあったものを、明治43年(1910年)に移設。
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寺務所ではあじさい関連のお守りや御朱印などもあり、月替わりの御朱印もあるようでした。
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参拝後にまた石段を下り、庭園 『与楽園』へ。 5000坪の広さを誇る池泉回遊式庭園。
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5月は2万株のツツジと千本のシャクナゲ、6月は1万株のあじさい、7月はハス、さらに秋は紅葉の名所にもなる庭園。園内には茶店も設けられ、ゆっくり時間をかけて園内を巡ることができます。
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こちらはあじさい中心。
まあ、見頃までにはまだまだといった様子ですが、花もつけ始めています。毎年6月1日~7月初旬にあじさい園が公開され、さらにその期間中の土日にはライトアップも実施。今年もその予定で準備されていました。
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すでに名残りの様子のツツジ。丘の斜面をかなり広範囲に覆うツツジ。きっと満開の時期にはかなりの見ごたえであったことが想像できます。来年はぜひツツジのシーズンに訪れたいですね。
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さらに見頃を迎えているヤマボウシ。白い花が鮮やかでした。
季節の花が咲き誇り、さらに木立からはウグイスをはじめ野鳥の鳴き声が絶え間なく響き、かなりの充実感を味わえるお寺。これから見頃を迎えるあじさい園は必見ですね。

詳細情報

名称:三室戸寺
住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話:0774-21-2067
関連サイト: http://www.mimurotoji.com/
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