2023年10月31日 更新

【紅葉リポート2023】「光る君へ」ゆかりの地☆『蘆山寺』~「源氏物語」が誕生した聖地~

2024年の大河ドラマは「源氏物語」の作者・紫式部が主人公の「光る君へ」に決まりました。そんな紫式部の邸宅があった場所で「源氏物語執筆地」として有名な「蘆山寺」へ、今の紅葉の様子を伺ってきました。

世界最古の長編小説「源氏物語」と「蘆山寺」

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「源氏物語」は、言わずと知れた平安時代中期に紫式部によって執筆された世界最古の長編小説です。
「蘆山寺」は、そんな源氏物語を執筆した紫式部の邸宅があった場所で、源氏物語誕生の地と言っても過言ではありません。
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紫式部はこの地で育ち、結婚生活を送り、そして源氏物語を執筆したそうです。
2024年に大河ドラマ「光る君へ」が始まれば、多くのファンが聖地巡礼に訪れる人気スポットとなるでしょう。

蘆山寺の紅葉の様子

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そんな蘆山寺の紅葉の様子ですが、寺内の木々全体が黄色みがかり、昼下がりの柔らかな西日のような雰囲気いなっていました。
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紅葉の若木はすでに色づき、見頃を迎えていました。

「源氏庭」で見つけた秋色

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蘆山寺にある「源氏庭」は、平安時代の美的様式で作庭された枯山水の庭園です。
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6~9月頃には紫の桔梗が咲き誇る白砂と苔のお庭ですが、こちらにも秋の紅色が加わり、見頃を迎えつつありました。

紫式部の邸宅址

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紫式部の邸宅があったのは「正親町以南、京極西頬、今東北院向なり」とのことで、まさに蘆山寺のあるこの場所が、その地域にあたります。
この地には曽祖父・藤原兼輔の屋敷があり、紫式部の父・藤原為時が受け継いだと記録されていることから、ここが紫式部の生家だったようです。
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そんな「紫式部の中心地」ともいえる蘆山寺では「平安時代の女流作家」の息遣いを色濃く感じる事が出来ました。

『節分会』~追儺式鬼法楽~(通称:鬼おどり)

そんな蘆山寺では毎年2月に「節分会・追儺式鬼法楽(通称:鬼おどり)」が執り行われています。
京都最古の節分会と云われ、3匹の鬼による「鬼踊り」は必見です。

大河ドラマも始まって1ヵ月が経過し、紫式部や源氏物語熱も高まるた頃だと思いますので、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?

<開帳>
 御開帳 午前9時 / 御閉帳 午後16時

<場所>
 廬山寺 大師堂

<次第>
 ◇鬼法楽
  鬼おどり
 ◇行列
  楽人・三鬼・追儺師・蓬莱師・降摩面持者・独鈷三鈷持者 福娘・年男
  寺侍・大導師・導師・大衆の行列入堂
 ◇護摩・鬼踊り
  当山管長の入護摩供と同時に鬼おどり
 ◇法弓
  追儺師による邪気払いの法弓
 ◇豆撒き
  蓬莱師・福娘・年男・寺侍による福餅・蓬莱豆撒き
 ◇古札焼き
  一年間、祀り頂いた護符や御守りなどに感謝の気持ちを込めて、
  御焚き上げいたします。
 ◇鬼の御加持
  邪気払いされた鬼によって身体の悪いところを加持してもらい病気平癒、
  身体健全をはかります。

  ※但し「節分会」開催期間中は「源氏庭」はお休みであることが多いのでご注意ください!

基本情報

<所在地>
 廬山天台講寺
 〒602-0852 京都市上京区寺町通り広小路上る北之辺町397

<時間>
 午前9時~午後4時まで

<源氏庭>
 料金:大人500円 小中学生400円
 ※団体(30名以上)400円 障害者手帳をお持ちの方 400円
 ※拝観休み:1月1日・2月1日~2月9日・12月31日

アクセス

<交通>
 ◇京阪鴨東線
  「出町柳」より 徒歩 約15分
  「神宮丸太町」駅より 徒歩 約15分
 ◇京都市営地下鉄 烏丸線
  「丸太町駅」より 徒歩 約20分
 ◇京都市営バス
  「京都駅」から4・17・205系統
  「四条河原町」から3・4・17・205系統
  「府立医大病院前」下車 約5分
  ★ご注意:河原町通りからは入山出来ません。寺町通りよりお越し下さい。
  ★大型バスでお越しの方
   当山入山口の寺町通りは大型バスの通行ができません。
   東側の河原町通りにて下車ののち、徒歩にてお越し頂きます様お願いいたします。
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