2021年7月18日 更新
オープン早々予約困難に！日本料理の新星「研野（けんや）」【京都 岡崎】
2021年３月、岡崎にオープンした「日本料理 研野（けんや）」。日本料理店の新星、早くも予約困難に。その様子をご紹介します。
３月オープンの新星
お店は京阪神宮丸太町駅より徒歩10分ほどの距離で、知る人ぞ知る中華料理店「餃子王」があった場所です。もともと店主も通っていたお店。店内は大きく変わりましたが、カウンターはそのまま残っています。カウンター８席のみ。
店主の酒井さんは、料亭 菊乃井で８年、LURRA°や京静華などでも研鑽を重ねた異色の料理人。
菊乃井時代には、JALの機内食もプロデュースするほど。
コースはおまかせの14,300円（税込）１本、一斉スタートの２部制になっています。
ベースはもちろん日本料理ではありますが、日本人が慣れ親しできた食材や料理も日本料理のひとつと再定義して、中華や洋のエッセンスも加えたコース構成に。
菊乃井時代には、JALの機内食もプロデュースするほど。
コースはおまかせの14,300円（税込）１本、一斉スタートの２部制になっています。
ベースはもちろん日本料理ではありますが、日本人が慣れ親しできた食材や料理も日本料理のひとつと再定義して、中華や洋のエッセンスも加えたコース構成に。
中華のエッセンスを加えた日本料理
１品目はとうもろこしの豆腐とジュレ掛け。
とうもろこしの甘味を際立たせた１品。
お酒はペリアングもお願いできますので、お好みの方はぜひ！ワイン、日本酒、紹興酒、クラフトビールなど。
とうもろこしの甘味を際立たせた１品。
お酒はペリアングもお願いできますので、お好みの方はぜひ！ワイン、日本酒、紹興酒、クラフトビールなど。
２品目で早速 中華的エッセンス。
八丁味噌に漬け込んだ、京都もち豚の叉焼を目の前で仕上げます。
このビジュアルと香ばしいかおりが食欲をそそります。テンション上がりますね。
八丁味噌に漬け込んだ、京都もち豚の叉焼を目の前で仕上げます。
このビジュアルと香ばしいかおりが食欲をそそります。テンション上がりますね。
先ほどの叉焼をきれいに盛り付けてくれた画がこちら。
豊かな香りと旨味が詰まった叉焼。上品でありながらも、力強さを感じます。
酢漬けがよき箸休めに。
前情報がなかったら、のっけからびっくりするかもしれませんね。
豊かな香りと旨味が詰まった叉焼。上品でありながらも、力強さを感じます。
酢漬けがよき箸休めに。
前情報がなかったら、のっけからびっくりするかもしれませんね。
複数のぶどうを使った、白和え。
ブルーチーズをアクセントに、マスカルポーネチーズなどもはいったリッチな味わい。
ブルーチーズをアクセントに、マスカルポーネチーズなどもはいったリッチな味わい。
こちらは、淡路島水口水産の朝締め鯛。
朝締めながらも、旨味が詰まったねっとりと甘い鯛。ちょっとびっくりする美味しさ。
鯛は日本料理店のこだわりですよね。
朝締めながらも、旨味が詰まったねっとりと甘い鯛。ちょっとびっくりする美味しさ。
鯛は日本料理店のこだわりですよね。
続いてミニおくらと明石たこ。土佐酢のジュレをまとっていてさっぱり。たこはもちろんそれぞれの食材の食感の違いが楽しい１品。すももがアクセントに。
丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
日本料理の花、椀物です。
それぞれの器からもこだわりが感じられます。
それぞれの器からもこだわりが感じられます。
今が旬の茄子は椀物に。夏の茄子は本当に美味しいのですが、その美味しさをシンプルに表現されています。
鯵のなめろうは手巻きに。すぐき、梅肉などがはいっています。
この海苔がまた美味しく、少し醤油の香りをまとわせています。
この海苔がまた美味しく、少し醤油の香りをまとわせています。
手巻きを渡してくれるとき、カメラをむけると森進一さんのものまねをしてくれます笑
店主のお父さんがお好きだったそう。真面目な店主ですが、こんなユーモアのある一面も。
店主のお父さんがお好きだったそう。真面目な店主ですが、こんなユーモアのある一面も。
こちらは炊きもの。色鮮やかで、優しい味わい。
京都の夏と言えば「鱧」ですよね。
もちろん骨切りパフォーマンスあり。見事な手際で骨切りをされていくわけですが、この音がまた心地よく。
手巻き寿司を渡すとき以外は、いたって真面目です。
もちろん骨切りパフォーマンスあり。見事な手際で骨切りをされていくわけですが、この音がまた心地よく。
手巻き寿司を渡すとき以外は、いたって真面目です。
定番の鱧料理と言えば、落とし、焼き霜、照り焼きなどですが、こちらでは大徳寺納豆炒め。
いい意味で期待を裏切られた一品。トーチーの代わりに大徳寺納豆を、中華から着想を得た一皿です。
こちらの鱧も淡路の水口水産より。
いい意味で期待を裏切られた一品。トーチーの代わりに大徳寺納豆を、中華から着想を得た一皿です。
こちらの鱧も淡路の水口水産より。
〆にはごはんと麺を
メインの鱧がおわり、お食事へ。
お米は、店主の地元 青森県産のまっしぐらを。
信楽の高級土鍋、雲井窯で炊き上げます。
お米は、店主の地元 青森県産のまっしぐらを。
信楽の高級土鍋、雲井窯で炊き上げます。
ツヤツヤで香り豊かなごはんに、自家製ごはんのお供が多数。何杯でも食べれちゃうやつです。
もちろんごはんのおかわりもできます。
もちろんごはんのおかわりもできます。
オプションの黄身漬けの金目鯛は、ねっとりとまとわりつく美味しい。
ごはんとの相性もバツグンです。
ごはんとの相性もバツグンです。
なんともうれしい〆の麺もあり。
透き通った清湯スープは、牛と豚、鶏から。
透き通った清湯スープは、牛と豚、鶏から。
麺は手打ちの自家製麺というこだわり。
麺の量は、大盛・並・少なめを選ぶことができ、こちらは大。
曇りのない透き通ったスープに、生コショウのパンチがよきアクセントに。
お腹が膨れていたのに、また食べれてしまうから不思議です笑
麺の量は、大盛・並・少なめを選ぶことができ、こちらは大。
曇りのない透き通ったスープに、生コショウのパンチがよきアクセントに。
お腹が膨れていたのに、また食べれてしまうから不思議です笑
水物は、杏仁豆腐とタピオカ、台湾マンゴー。
最後はコーヒーで。
このクオリティでこのボリューム、この価格はちょっとびっくり。店主の人柄やお店の雰囲気もよく、オープン前から話題を集め、すぐ予約困難になったのも納得です。
予約は数カ月先になってしまうかもしれませんが、ぜひ伺ってほしい日本料理店です。
このクオリティでこのボリューム、この価格はちょっとびっくり。店主の人柄やお店の雰囲気もよく、オープン前から話題を集め、すぐ予約困難になったのも納得です。
予約は数カ月先になってしまうかもしれませんが、ぜひ伺ってほしい日本料理店です。
店舗情報
店名：日本料理 研野 （けんや）
住所：京都市左京区岡崎徳成町28-22
営業時間：
一部:17:00～19:00
二部:20:00～21:30
関連ページ：https://www.instagram.com/sakai_kenya/
住所：京都市左京区岡崎徳成町28-22
営業時間：
一部:17:00～19:00
二部:20:00～21:30
関連ページ：https://www.instagram.com/sakai_kenya/
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