知る人ぞ知るすっぽん料理店
中京区、木屋町御池の南、やや落ち着いた雰囲気が漂うエリア。このあたりには、実力派の個人店が点在しています。今回は、京都でも珍しい「すっぽん料理専門店」をご紹介します。
背の高い薄茶色のビル、その4階にあり格子戸が印象的な玄関の「ツバクロ すっぽん食堂」。高級食材として親しまれてきたすっぽん料理を、アラカルトでも気軽に楽しめる京都でも貴重な一軒です。2011年のオープン以来、すっぽん好きの食通たちを魅了し続けています。
外観からは想像できないほど広々とした店内には、カウンター席、ボックス席、テーブル席を完備。靴を脱いで上がるスタイルで、落ち着いた空間づくりも魅力です。全60席あり、少人数からグループまでさまざまなシーンで利用できます。
予約制のコース中心のお店も多いのですが、こちらは当日予約にも対応し、アラカルト利用も可能。気軽に立ち寄れる使い勝手の良さも人気の理由です。
予約制のコース中心のお店も多いのですが、こちらは当日予約にも対応し、アラカルト利用も可能。気軽に立ち寄れる使い勝手の良さも人気の理由です。
高級店では「丸鍋」とも呼ばれるすっぽん鍋は、滋味深い旨味が魅力。この日は、12,500円(税込)の「すっぽん丸ごと一匹コース」をいただきました。
まずは、新生姜とすっぽんの和え物。ほのかな酸味を効かせたさっぱりとした味付けで、すっぽんのプリプリとした食感が心地よく、新生姜の香りと歯触りが良いアクセントになっています。理想的なスターターです。
まずは、新生姜とすっぽんの和え物。ほのかな酸味を効かせたさっぱりとした味付けで、すっぽんのプリプリとした食感が心地よく、新生姜の香りと歯触りが良いアクセントになっています。理想的なスターターです。
日本酒も豊富ですが、名物のドリンクは「すっぽん生血テキーラ」。珍味として知られるすっぽんの生血をテキーラに合わせたオリジナルドリンクです。少し身構えてしまいますが、独特の風味とテキーラが意外なほどあい、クセはほとんど感じません。とはいえ、テキーラらしい力強さはしっかりあるので、お酒好きの方におすすめです。
続いては珍しい肝造り。肝や心臓、ひ臓、脂などを盛り合わせた一皿で、濃厚な旨味とプリッとした食感が特徴です。臭みはまったく感じず、ホルモン好きならぜひ一度味わってほしい逸品。個人的には牛ホルモンにも匹敵するおいしさだと感じました。
これだけ新鮮な肝造りが提供できるのは、すっぽんの管理状態と鮮度の良さがあってこそ。まだまだ知らないおいしい料理があるのだと改めて実感しました。
これだけ新鮮な肝造りが提供できるのは、すっぽんの管理状態と鮮度の良さがあってこそ。まだまだ知らないおいしい料理があるのだと改めて実感しました。
やはり料理には日本酒がよく合います。この日は伏見の地酒「京姫 匠」をいただきました。米本来の旨味とやわらかな口当たりで、料理との相性も抜群です。
定番の唐揚げも外せません。サクサクの衣に包まれた身は、プリッとしながらもほろりとほどける食感。ジューシーな旨味が広がります。器にはすっぽんの甲羅が使われており、遊び心も感じられます。
そして、いよいよメインの丸鍋です。
具材はたっぷりですが、スープの旨味を生かすため、水分の多い野菜は控えめ。大ぶりのすっぽんの身に加え、豆腐や餅もスープをたっぷり吸い、絶品です。
具材はたっぷりですが、スープの旨味を生かすため、水分の多い野菜は控えめ。大ぶりのすっぽんの身に加え、豆腐や餅もスープをたっぷり吸い、絶品です。
卓上コンロで温めながらいただくスタイルで、香味野菜のねぎがさらに旨味を引き立てます。プリプリとした身の食感、そして滋味深いスープのおいしさは格別。
一般的なかつお節や昆布だしの繊細な味わいとはまた違い、丸鍋は旨味の厚みが圧倒的。ひと口ごとに濃厚な旨味が口いっぱいに広がり、他にはないおいしさです。数ある鍋料理の中でも、個人的にはトップクラスに好きな味わいです。
締めは2種類用意されており、最後まで丸鍋を存分に楽しめます。
最初は麺で。あっさりした細麺かと思いきや、使われているのは京都の老舗製麺所「棣鄂」製の平打ち太麺。この選択が実に秀逸です。
スープの旨味を余すことなくまとった太麺は、噛むほどに旨味があふれ、思わず箸が止まらなくなります。
最初は麺で。あっさりした細麺かと思いきや、使われているのは京都の老舗製麺所「棣鄂」製の平打ち太麺。この選択が実に秀逸です。
スープの旨味を余すことなくまとった太麺は、噛むほどに旨味があふれ、思わず箸が止まらなくなります。
最後は定番の雑炊。スープが減れば足してくれるのもうれしいサービスです。旨味をたっぷり吸ったご飯は、締めにふさわしい満足感があります。
すっぽんの美味しさはもちろん、新たな魅力にも出会えた、満足度の高いコースでした。
すっぽんの美味しさはもちろん、新たな魅力にも出会えた、満足度の高いコースでした。
実はこちら、すっぽん料理だけではありません。牛肉や鶏、魚介、野菜料理など一品料理も充実しているので、「すっぽん専門店」と構えず気軽に利用できるのも魅力です。もちろんアラカルト対応です。
さらにカウンター横には、本物の活きたすっぽんが泳ぐ水槽も。実際に活きたすっぽんを見る機会は意外と少ないのではないでしょうか。長年お店で飼われているそうで、眺めているうちに、だんだん愛着が湧いてきます。
店主のすっぽん料理への愛情が伝わる、知る人ぞ知る一軒。まだ馴染みのない人も多い食材ですが、一度味わえば、その奥深い旨味とだしのおいしさに驚くはずです。
木屋町御池という便利な立地で、本格的なすっぽん料理を気軽に楽しめる貴重なお店。ぜひ一度足を運んでみてください。
店主のすっぽん料理への愛情が伝わる、知る人ぞ知る一軒。まだ馴染みのない人も多い食材ですが、一度味わえば、その奥深い旨味とだしのおいしさに驚くはずです。
木屋町御池という便利な立地で、本格的なすっぽん料理を気軽に楽しめる貴重なお店。ぜひ一度足を運んでみてください。
店舗情報
店名:ツバクロ すっぽん食堂 京都店
住所:京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町516ジャンクションビル4F
営業時間:17:00〜23:00(L.O. 22:30)
定休日:水曜
https://www.instagram.com/suppon_tsubaqlo_kyoto/
住所:京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町516ジャンクションビル4F
営業時間:17:00〜23:00(L.O. 22:30)
定休日:水曜
https://www.instagram.com/suppon_tsubaqlo_kyoto/
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Kyotopi 編集部
