2019年5月28日 更新

【京都お寺めぐり】『絶景かな絶景かな』で有名な三門だけじゃない!知る人ぞ知る門の数々☆「南禅寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都屈指の観光名所・臨済宗大本山南禅寺。南禅寺と言えば三門が有名ですが、三門以外にも門が多数あります。知る人ぞ知る門をご紹介します。

かつての広大な境内を推し量る門の数々

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左京区岡崎エリア。臨済宗大本山・南禅寺があります。南禅寺は文永1年(1264)に亀山法皇によって創建された臨済宗南禅寺派大本山のお寺。日本の禅宗の寺院の中で最も高い格式が高く、京都五山の中でも別格。
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南禅寺を訪れて最初にくぐる中門。車の出入りでき、今ではここが南禅寺の玄関口とも言える門。

慶長6年(1601)松井康之より、伏見城松井邸の門を勅使門として寄進されたもの。幕末までは脇門と呼ばれたり。
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さらに境内には南禅寺のシンボル的存在である三門があります。

歌舞伎狂言「桜門五三桐」で、大盗賊石川五右衛門が満開の桜を眺めながらの放った「絶景かな絶景かな~」はあまりにも有名なセリフ。
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南禅寺では「山門」ではなく「三門」と書きます。これは、本山級の禅宗寺院に見られる独特の巨大な門のことで、「三」は「空」「無相」「無作」という悟りに至る三つの境地を指すことから。

永仁3年(1295)西園寺実兼の寄進によって創立され、応安年間に新三門へと改築するも、文安4年の火災で焼失。

現在の三門は寛永5年(1628)藤堂高虎が大阪夏の陣に倒れた家来の菩提を弔うために再建したもので、禅宗様式独特の圧倒的な量感と列柱群が特徴。
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さらに最初にくぐった中門の北隣にある勅使門。通常、開かずの門になっています。

勅使門とは、昔であれば天皇や勅使の来山の時に限って開かれる門ですが、現在では新しい住職が入山される時のみ開かれる門。
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寛永18年(1641)明正天皇より、御所にあった「日の御門」を移築したもので、御所の建築物であったことを示す菊文の飾り金具や牡丹の意匠が、他の門とは違う様式美。
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さらに境内奥に入り北側。南禅寺と永観堂を隔てるように建つ大寂門。いつ建立されたのかは不明ですが、中門も大寂門も夜間でも開門されています。
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さらに一路南禅寺から遠ざかり、参道入り口からインクラインを越え、無鄰菴脇の道を行きます。
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さらに行くと、京都が誇る有名料亭・朝粥でおなじみの『瓢亭』があります。この時は早朝すぎて、まだ暖簾は出てませんでしたが。
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すると、住宅街に突如現れる門。本瓦葺・切妻の簡素な高麗門。
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じつはこちらも南禅寺の門で、総門。
かつて、インクラインの上に架かる南禅寺橋の袂にあった門で、琵琶湖疏水工事のため明治19年(1886)に現在の場所に移築。

さらに昔の南禅寺では、今よりも広大な境内を誇り、この総門から旧境内の中門まで松並木が続いていたという。そんな古い時代の南禅寺を推し量るヒントになる門の数々。ゆっくり歩いて観光するのもまた面白いですよ。

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基本情報

住所:京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
関連URL:http://www.nanzen.net/index.html
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