2019年8月30日更新

京都中心部から少し離れた大人の隠れ家「天ぷら川辰（かわたつ）」

南区久世橋の西側のたもとにある隠れた名店、「天ぷら川辰（かわたつ）」で天ぷらのコースを堪能してきましたので、紹介します。

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中心部からは少し離れた大人の隠れ家

南区、久世橋のたもとにある隠れ家天ぷら店「天ぷら　お料理　川辰（かわたつ）」
最寄駅はJR桂川駅か、阪急洛西口、もしくは近鉄上鳥羽口。いずれの駅からも多少距離がありますので、タクシーがオススメです。
駐車場完備ですが、少し入り組んだ場所にあるので、事前に地図を確認してください。

お店の入り口はこの奥に。

こちらがお店の玄関。上品な佇まい。会食やちょっとした改まった会にオススメです。

ご近所の方々に愛されてきた地元の名店。実はミシュランビブグルマンにも掲載された注目店なんです。

カウンター席もありますが、個室のお席も。ディナータイムは２名からも可能。
全34席と割と大きめの天ぷら屋さんです。

旬の食材を天ぷらで

テーブルセットはこちら。大根おろしや天つゆ、塩、抹茶塩など。
ネタにあわせてお好みの組み合わせでどうぞ。

今回は「舞」の5500円（税別）のコースを。
まずは先付けの長芋のそうめんを。長芋がそうめんの様に細まく刻まれており、さっぱりとした一品。先付けからしっかりと美味しく、あとのお料理の期待が膨らみます。

お造りは旬のものを。カツオ、鱧、鯛、どれも新鮮で美味。
あしらいもきれいで、食欲をかきたてられます。

こちらはカツオ。

天ぷらはおまかせで10品。
まずは天ぷらの定番の海老と甘いトウモロコシ。見た目もバッチリ美しい。

トウモロコシは天ぷらにし熱をいれることでより甘く。

見た目にも美しい海老は欠かせませんよね。衣はサクッ、身はぷりっと。
頭やしっぽもパリパリして美味しいので、食べちゃってください。

続きまして、かぼちゃとオクラ、稚鮎の天ぷら。

まるで泳いでいようなフォルムの稚鮎。
鮎には塩がオススメ。独特の香りと苦味が引き立ちます。

続いて３種。まいたけなど、どれも天ぷらに適した旬のものを天ぷらんにしているので美味。
カウンターでしたら、１品ずつ揚げてくれますが、個室なのでほどよくまとめて運んでくれます。

口休めのサラダ。さつもいもを細切りにしてあげたものがアクセントに。
パリパリした食感のさつもいもが、サラダによくいます。
サラダにまでこんなアクセントを加えてきて、憎いです(笑)

天ぷらのラスト２種はさつまいもと穴子。
甘いさつまいもは天ぷらの定番ですね。ふっくらした穴子も美味。
穴子の骨はよきお酒のアテに。

もちろん天ぷらのネタは、季節によって変わります。
四季それぞれの味を楽しんでください。

〆の一品は、かき揚げ小天丼、小天茶、小天ざるからから選ぶことができます。

海老をたっぷりと使った天茶はあっさりとして、スルスルと食べることができます。
お漬物も美味しく、途中でわさびをたしてもいいですよ。

最後に自家製シャーベットでサッパリと。
丁寧で美味しい食事が5500円は、かなりお得ですね。

最後にコースのご紹介。
要予約の褒 11,000円、雅 8,500円、華 7,000円、舞5,500円、和4,000円と、予算にあわせて様々なコースが選ぶことできます。
素材のグレードがあがったり、季節の一品などで組み合わせでお値段が異なりますが、今回頂いた舞の5,500円のコースがバランスもよく、お値打ちな気がします。

少しアクセスしにく場所ですが、オススメの天ぷら屋さんです。