2022年12月23日 更新

俵屋旅館が演出する天ぷら専門店「点邑(てんゆう)」でランチ【京都・市役所前】

京都を代表する老舗旅館のひとつ、俵屋旅館がプロデュースする天ぷら専門店「点邑(てんゆう)」☆格調高い和モダンな空間でお昼の天ぷらコースをいただいてきました☆

憧れの京のおもてなし

 (233961)

京都を代表する老舗旅館のひとつ、俵屋旅館がプロデュースする天ぷら専門店「点邑(てんゆう)」。

高級天ぷら専門店としてのお料理の興味もさることながら、老舗旅館としてのホスピタリティの一端でも感じられればという思いでうかがいました。

麩屋町通りに面してはほんとに狭い間口。
奥へ伸びる長いエントランスがいかにもな京都の風情ですね。
 (233963)

 (233962)

4人でうかがいましたので通されたのは1階の6人用個室。

大きな窓からはなんと、いま通ってきたエントランス奥の坪庭が見えます。
適度に目隠しされていますが面白い作りですね。

先に席に着いていた仲間に予約時間ギリに入ってきた私をしっかり確認されていました(笑)
 (233964)

お昼の天ぷらコース

 (233966)

さて、飲み物をオーダーしてからお昼の天ぷらコースをいただきます。

お昼のコースは¥6,600と¥11,000の2種。
今回は¥6,600のコースです。

先付けのてっぴでスタート。
 (233967)

そして王道のやつがいきなり来ました。

思い描いていた「最上級の海老の天ぷら」そのもの。

”加減”がどうのこうの言う余地は全く無いですね。
とにかく美味しくいただきました。
もったいぶっていただきたいところですが、もぐもぐサクサク、あっという間になくなりました(笑)
 (233968)

 (233969)

魚の種類は失念しましたが白身魚とたまねぎ。
絶妙の身のほぐれ具合。
玉ねぎの優しい甘さに感動。
 (233970)

アオリイカ、生麩、どんこ。
写真では伝わりませんが、もちろん揚げたてですから温かい。
生麩などはハフハフ言うレベル。
食感を楽しめるという3品の組み合わせでしょうか。
 (233971)

もろこ、いんげん。
こちらも食感がほんと良いですね。
サクッと噛み切れるいんげんが気持ち良い。
 (233972)

穴子、骨煎餅、さつまいも(紅はるか)。
王道の穴子、来ました。
こちらも思い描いていた通りのサックリ具合。
お約束の骨煎餅も最高ですね。
 (233978)

こちらはコース外で頼んだ「うに」。
 (233974)

最後のごはん物は天丼、天茶、ちりめんじゃこから選びます。
こちらはかき揚げの天丼。
 (233975)

同じくかき揚げの天茶。
 (233973)

美しい香の物。
デザートを残してお料理はここまで。

それぞれの食感の事など、いちいち述べましたが素材の持ち味をシンプルに引き出すのが天ぷらの技ですから当たり前の事ですね。

そうした様々な天ぷらが続くコース。
むしろ天丼やこの香の物などの繊細さで改めてお料理としての技の実力に気付かされます。

個室ということもあってか、必要最低限とも言えるサービス。
押し付けがましい事は一切なく、個室利用という特殊さを考慮されている部分もあるかも知れません。

派手さやくどさが何も無い、やはり1ランクも2ランクも上の空間なんだと感じました。
 (233976)

 (233977)

 (233979)

基本情報

■店舗名    点邑(てんゆう)

■住所     京都市中京区麩屋町通三条上ル 
 
■電話番号   075-212-7778

■営業時間   11:30~13:30(L.O.)
        17:30~21:00(L.O.)

■定休日    火曜日

■詳細ページ  https://www.ten-you.jp/
23 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

千恋し 千恋し