2023年2月15日 更新

【京都レア体験】穴場☆京都駅前でタイルの魅力を無料見学「タイルギャラリー京都」

おおきに~豆はなどす⭐︎今回は下京区京都駅前にあるオフィスビルにある無料見学施設。日本各地の有名窯元のタイルが展示されているギャラリー。ワークショップも開催され、レアな体験も。

日本各地の窯元選りすぐりのタイルが展示される無料見学施設

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下京区、京都駅前の京都タワーやヨドバシカメラビルの西側。オフィスビルや商業ビルが密集するエリア。ここに無料見学ができるちょっと面白いギャラリーを見つけてやってきました。
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こちらのビル3階にあるタイルの展示施設『タイルギャラリー京都』。
最近個人的にタイルに興味を持ち、岐阜県多治見市にあるモザイクタイルミュージアムに行ってきましたが、それ以来ちょっとタイルを深堀したくなり、京都でタイルにまつわる施設はないかと探していたところ、こちらを発見。

ギャラリーは伏見にある、タイル施工請負業㈱山陶が運営し、日本各地の有名窯元のタイルが展示されています。
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一見、タイルの購入を前提とした施設かと最初ビビッていましたが、まったくそんなこともなく、タイルに興味があればどなたでも無料で見学可能とのこと。開館曜日と時間が限られているため、今回は予め電話予約しましたが。予約優先ですが、空いていれば予約なしでも見学可能とのこと。
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入口にインターホンがあり、ここで見学する旨を伝えると、入館できます。
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館内はビルのフロアーを全面に使い、モダンなスペースの中、色やサイズ、形状の違うさまざまなタイルたちが展示。

ギャラリーでは既成品はもちろん、主にタイルの主産地である愛知や岐阜、滋賀や岡山、淡路島など、有名窯元のオリジナルタイルも展示。
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一口にタイルといっても、土や顔料、釉薬などによって、まったく違う趣きのタイルに仕上がります。中には、これもタイルジャンル?と思えるものまで。
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素焼き風の立体型タイル。これを壁面に埋めればアーティスティックな雰囲気づくりにも活かせます。
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さらに、こちら見覚えのある大阪万博公園のランドマーク・太陽の塔の背中部分。黒い顔が埋め込まれていますが、実際滋賀にある窯元が手掛けたタイルなんだとか。こちらは小型レプリカ。
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こちらも立体型。中には空洞を設けたタイルもあり、照明を当てると透かし彫りのような陰影をつくるものもあったり。

そういった特殊タイルは市内に新設されるホテルなどでも採用され、ラグジュアリーな空間づくりにも活かされています。
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このあたりは、個人的に昭和懐かしい洗面スペースの豆タイルを思い出すんですが。
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展示スペースにはそれぞれQRコードがあり、解説がスマホからでも見られます。

施設ではワークショップも月1回程度開催され、タイルづくりやちょっとマニア受けする内容のものもあり、他では味わえないような体験もできるそうです。最近『タイル女子』なるジャンルも密かに拡大中だそうで、私もその予備軍みたいなものかな、と(笑)

タイルの自由度から、建築インテリアの可能性の広がりを感じる、面白い見学施設。京都駅からもスグなので、観光の合間に訪れる人もいるとか。ぜひ、体験してみてください!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:タイルギャラリー京都
場所:京都市下京区木津屋橋通西洞院東入学芸出版社ビル3階
電話:072-993-2397
開館日:月・火・木と、第2・第4の金・土
開館時間:11:00~16:00
公式サイト:http://tilegallery-kyoto.jp/
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