2017年8月12日 更新

古都の歴史を埋蔵品から紐解く!見学無料の文化遺産の宝庫☆「京都市考古資料館」【西陣】

夏休みの自由研究に京都の歴史を埋蔵品からたどるというのはいかがですか?西陣にある無料で見学できる公共施設。考古資料専門の博物館。行ってきました。

京都市登録有形文化財の建物

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西陣界隈。今出川通大宮にある重厚感あふれる建物。今の西陣織会館ができるまでは、西陣織物館として使われてきた建物。

昭和51年に財団法人京都市埋蔵文化財研究所が設立。発掘・調査・研究成果の展示公開の場として昭和54年11月にここ「京都市考古資料館」が開設。
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京都市内で発掘された埋蔵文化財を中心に展示を行うとともに文化財講習などのイベントを行う施設。そして、入館料無料なのがありがたい。
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京都市登録有形文化財に登録されている、見るからに歴史ある古い建物。
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年に3、4回は特別展示や速報展示など開催。現在はこれ。
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1階。こちらも速報展示で期間限定。「桃山時代の食−茶陶の登場−」(7月29日~9月17日)。「和食;日本人の伝統的な食文化」ユネスコ無形文化遺産登録に合わせて、考古資料から和食のルーツを探る企画陳列を開催中。
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ちょっと驚きの三条通り界隈で出土した茶器類。桃山時代はとくに茶道がさかんで、今では想像つきませんが三条界隈で茶席用の陶器が盛んに製作されてたようです。
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こちらは特別展示の「極楽浄土への想い−鳥羽法皇と鳥羽離宮金剛心院跡−」(7月15日~11月26日)

すいません、桂離宮や修学院離宮ならよく知ってますが、鳥羽離宮てあったんですね(汗)12世紀から14世紀頃まで代々の上皇により使用されていた院御所。今の城南宮も含まれていたんだとか。
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かつての離宮の様子を再現した絵。
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1977~91年の計18回の発掘調査で見つかった鳥羽離宮の遺構・出土品計324点。新聞でも大きく話題になったようです。文化財指定もされ、考古遺物では初めての指定。

2階は常設展

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2階は常設展。時代時代の土器変遷。
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国際都市・京都として中国大陸との交易品など平安時代以降のもの
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時代別の展示
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京都府でみつかった縄文式竪穴式住居など。
さまざまな展示がなされています。夏休みということか学生さんの見学も多く、自由研究のテーマとしてもいろいろ活用できそうな施設ですね。もちろん、大人にとっても見識を深める施設。地元民でも知らなかった歴史情報がここにあるということ。なかなか面白いですよ。
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猫展の帰り。そういえば、けっこうな歴史的建造物なのにちゃんと建物として観察してなかったな、と。改めて、そんな視点で。レンガ造りの重厚な明治近代建築。素晴らしい意匠の数々。

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