場所は左京区一乗寺。臨済宗南禅寺派の寺院です。元は徳川家康が伏見に建立し学校としました。その後、相国寺山内に移り、現在の地に移転しました。
平成の枯山水「奔龍庭」
山門を入ると、枯山水「奔龍庭」がどん!と広がっていて、ワォ!かっこいい!の一言!
渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組であらわしています。冬の静けさがさらに迫力を増して見えます!
渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組であらわしています。冬の静けさがさらに迫力を増して見えます!
白の世界を堪能できる、冬の「十牛之庭」
中門を抜けると「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」があります。牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして造られた池泉回遊式庭園です。紅葉だけでなく苔も素晴らしい庭を、冬の静けさの中にじっくりと身を置いて味わうのもおすすめです。時間を忘れていつまでも居られるお庭でした。
ちなみに十牛とは禅の悟りにいたる道筋を表したもの。ここはかつて禅僧たちの修行の場であり、一般公開されていなかった寺院です。毎日曜早朝に坐禅会も開かれているので、「無」になりきりたい方は体験してみてはいかがでしょうか?
境内奥の裏山には、家康の歯を埋葬した東照宮があり、洛北を一望することができます。北山や嵐山の山々も眺望できるこの場所は知られざる穴場スポットです。
紅葉の名所であり、ピークを過ぎた後の敷紅葉もすばらしいのでもちろんおすすめ◎
なんですが、観光客も少なく静寂な冬の圓光寺で禅の世界に身を浸してみるのもまたいいんじゃないでしょうか。雪が降ると色を消したまっ白の世界に包まれてとても美しいですよ( ´-`)
なんですが、観光客も少なく静寂な冬の圓光寺で禅の世界に身を浸してみるのもまたいいんじゃないでしょうか。雪が降ると色を消したまっ白の世界に包まれてとても美しいですよ( ´-`)
瑞巌山「圓光寺」 基本情報
- 名称
- 瑞巌山「圓光寺」
- 住所
- 京都市左京区一乗寺小谷町十三番地
- 拝観時間
- 午前9時~午後5時
- 拝観料
- 大人 \500 高・中 \400 小 \300
- 関連URL
- http://www.enkouji.jp/index.html
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