圓通寺は、もともと後水尾天皇の山荘でした。かつて、後水尾天皇は比叡山が最も美しく見える地を求めて各所を巡ったといいます。そしてやっと辿り着いた場所がここ、岩倉だったのです。枯山水の庭園も、この頃に造られたもの。比叡山を借景とした庭園の美は、さすがの一言です。
圓通寺の借景
— かえで⋆。˚✩めーぷる (@YkdPooh) December 1, 2017
苔がほんとに美しい色をしていて可愛すぎました
俗世としばしの別れ pic.twitter.com/bKLJeIWxAG
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そこで、京都市は借景を保護するための条例「眺望条例(京都市眺望景観創生条例)」を制定しました。周辺区域では、高さのみならず屋根の形式なども制限されています。
圓通寺ももちろん、その対象地です。そうまでして守られてきた最高の借景とは一体どんなものか、わくわくしますね!