『仙太郎』は、1886年創業。京都には老舗の和菓子屋が多いですが、こちらもまさにそう。
老若男女問わず愛されているのは、素材本来の美味しさをずっと大切にされているからです。
経営志向よりも人づくりや物づくりに重きを置いていて、国産の原材料にこだわられ、考え方が商品にこめられています。
みたらし団子みたいな見た目で、たっぷりとたれがかかっています。
「あれ、みたらし団子だったっけ?」と思ってしまうほどの”みたらし感”ですが、食べてびっくり!
全然タレが違います。
すごく甘いのは黒糖が使用されているから。
黒糖だと知らなかったのですが、黒糖好きなのでこれは嬉しいサプライズ!
ただ、昆布出汁がベースとなっているので、甘いだけじゃありません。
お団子は名前の通り炙っているのでうっすらと焦げ目がついていて、美味しさを引き立ててくれます。
柔らかめで、これだけでも好き。
タレに葛でとろみをつけているので、食べる時にたれてこないので安心です。
透明感があってとってもきれい。
誰かへの手土産の時には、黒糖タレということを内緒にして驚かせたい!といういたずら心も芽生える和菓子です。