2018年4月25日 更新

古典的京寿司店、創業は天保年間|寺町二条の名店「末廣」

寺町二条の交差点を200mほどあがったところにある、京都市内在住者なら多分ご存知な古典的京寿司「末廣」なり。

天保年間創業の古典的京寿司店

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お寿司のジャンルの一つに「京寿司」というのがあるのはご存知ですか?と講釈を垂れつつやってきたのは、末廣。寺町二条の交差点を200mほどあがったところにある、京都市内在住者なら多分ご存知な古典的京寿司店。創業は天保年間、200年近く続く老舗。

基本、お寿司のお持ち帰りが中心なお店で、店内は超狭っ苦しいおママゴトのような極小テーブル席が3つ。全員大人だと6名ぐらいで精一杯、というコンパクトさ。(子供を組み合わせると8名ほど入れます汗汗) 非常~に古びているのですが、それもまた風情。この写真から想像できるような、懐かしい雰囲気。
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その雰囲気には合わない写真付きの綺麗な印刷メニューがあるのですが、我々はこちらのメニューを紹介したくなりますな。
一人一品注文なので、厳選3種をチョイス。
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で最近、機会があったら狙っているお約束写真。ビールはアサヒ中瓶。
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寒い季節なら、無条件で温かい京風蒸し寿司の一択!なのですが、この季節の京都なら箱寿司だろう!と注文。
京風箱寿司¥1350なり。柔らかい穴子がメインで、海老に鯛、カステラ玉子というような布陣。角のないお味で女性軍、皆ニッコリ。ボリュームもなかなかのレベル。いいですなあ。
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鯖寿司は¥2000なり。現在は産卵期後の一番鯖が痩せている時期なのですが、それなりなものが出てくるのが偉大。ま、本来は冬に食べるものですが、つい。
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お稲荷さんが美味しいので助六¥1080を注文。季節変動がない(汗)、甘さ程よいお稲荷さんと、甘めの味付けの巻き寿司のコンビネーションがたまりません!。 ボリュームもしっかり。
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京都には京都のれん会という京寿司の組合があり、末廣も加盟されています。
次回は、冬の蒸し寿司が美味しい季節に食べにきましょうね ということに。ご馳走様でした。また、来ます!

京寿司 末廣 クチコミでの評判

京寿司 末廣 店舗情報

店名:京寿司 末廣
住所:京都府京都市中京区寺町二条上ル要法寺前町711
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
TEL:075-231-1363
関連ページ: http://sushi-suehiro.jp/
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。