2020年6月10日 更新

【京都フレンチめぐり】滋味深い料理と選りすぐり絶品ワインの数々☆「DUPREE(デュプリー)」

おおにき~豆はなどす☆今回は左京区岡崎にあるワイン専門店オーナーが営むフレンチレストラン。素材の味を重視した滋味深い料理とレアな絶品ワインが楽しめる。

岡崎疏水沿いにある京町家リノベーションのフレンチレストラン

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左京区岡崎界隈。ロームシアター京都西側、疏水沿いにある京町家リノベーションのフレンチレストラン。2018年にオープンしたお店で以前から注目していて、この日は予約してようやく来店。
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後で聞いて知りましたが、こちらのお店はここからスグの場所にあるワイン専門店『エーデルヴァイン』のオーナーが営むフレンチレストラン。なので、提供されているワインは種類豊富で安定のクオリティ。
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格子戸を開けると、思いのほか広々とした空間。京町家らしい古さを残しつつ、天然の建材でリノベーションされた温かみにあふれ心地よい空間。
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さらに建物の南側はガラス張りになっていて、この時期新緑も楽しめます。
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メニュー。こちらはビストロ的、アラカルトで料理をオーダーするシステム。前菜も冷温モノあり、メインも肉魚あり、ちょっとしたお酒のアテ的メニューやデザートもあります。
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ドリンクメニューはこちら。お酒に関しては、ざっくりとした書かれ方をしてますが、ワイン専門店の直営店なので、とにかく好みを言えば豊富にあるようです。とりあえず、友人とグラスワイン白を注文。
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まずは私のチョイスした、アルザス地方のワイン。ピノグリ・インテルベルグ[2012]ドメーヌ・クリスチャン・ビネール 。古樽で発酵後そのままシュールリー熟成。澱の上清部分ということで、少し濁ったような見た目のワイン。果実味の華やかさとミネラル由来の硬質な旨味。とても個性的な味わいで、気に入りました。
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友人チョイスのイタリアワイン。カゼビアンコビアンコ。自分のワインに夢中で感想は聞きそびれましたが、美味しいと申してました(笑)
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まずは冷たい前菜。
うぐいすえんどうと海水ウニ。少し浅めのお皿に乗っていますが、スープ的な一品とも言えます。うぐいすえんどうペースト状のものとカットしたものに、ウニ、海水ジュレ。海水はどこで採取したんですか?と馬鹿な質問をしてしまいましたが、海水と同じ塩分濃度に調整したジュレということです(笑)味付けがこの海水ジュレだけで、他はほとんど素材の味。ごまかしのない良質な素材であることがわかる一品。
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綾部の蓮ヶ峰産軍鶏と親鶏のテリーヌ。
ねっとりとしたタルタルを思わせるレア感もあるテリーヌ。然るべき温度調整の下、低温加熱されたものだと思いますが。途中、軟骨や皮のような食感も。何より面白いのが、ちょっと独特の、これまで体験したことのないスパイスハーブ風味のテリーヌ。聞いてみると、インドスパイスカレーでよく使われるカスーリメティ使用。なんともふんわりとした甘みも感じる不思議な味わい。
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続いて私の追加した赤ワイン。こちらイタリアのドメーヌ・ヴィレのもの。野生酵母で発酵させたワインで、木樽ではなく素焼き鉢状の瓶に入れて発酵熟成。ちょっとジョージアワインのような製法。

深みがあり重厚で、野生酵母の自然発酵の美味しさ。そして、身体喜ぶワイン。それほどワインに詳しいわけではありませんが、本当に美味しいワインというのは違和感なく身体に浸透していくものなんだな、と実感。
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そして、友人チョイスはブルガリア産赤ワイン、ボロヴィッツァ / ピノ ノワール & ガメイ。ブルガリア産て、初めて出会いました。ブルガリアも美味しいワインの産地なんだそうです。
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北海道産羊と白花豆のコロッケ。
サクサクの衣の中にはちょうど良いクセの羊肉と滑らかで上品な味わいの白花豆。ソースも白花豆ベース。そして、ほうれん草根付きというのがいいですね。野性的。
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メインは丹波篠山の本州鹿。炭火焼かカツレツのチョイスで、炭火焼に。いいロゼ色。
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とても柔らかくジューシー。火入れも最高。鹿肉の味がダイレクトに伝わりつつ、炭火のスモーキーフレーバーが余韻を引き立てます。
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で、さらに追加したドイツの白ワイン。ちょっと面白いラベルです。ヴァイングート・マン キューヒンメル グラウブルゲンダー2017 グラウブルグンダー 100% (ピノグリ)。こちらもオレンジワインのような濃い色目で、木樽で11 ヶ月間、シュールリー熟成の無濾過・無清澄タイプ。

ほのかな微炭酸感。フルーティーで奥深く、私史上今まで飲んだワインの中でとても印象に残るワイン。当然のことなんですが、ワインって上質の果汁から造られているのね、と思えるような自然な味わいも。
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シャリキュトリー盛り合わせ。自家製鹿ジャーキー、信州黒豚のリエット、パテドカンパーニュ、ギリシャカラマタ産黒オリーブ。リエットとパテドカンパーニュはリクエストしました。わりとシンプルな見た目の盛り合わせですが。
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リエットやパテは豚肉の上質なコクや旨味、脂のほのかな甘みも感じる美味しい仕上がり。鹿ジャーキーはほぼほぼスルメ感覚で(笑)クセは全然なく、肉の繊維細かめの濃厚なルビー色ジャーキー。そして、楕円形の最高級オリーブ。フルーティーで適度なオイリー感もある、美味しいオリーブでした。

今回、友人とグラスワインそれぞれ3杯、そしてこの料理たちで会計一人1万円弱。一見高いようにも思えますが、そのクオリティー、とくにワインの美味しさに関しては記憶に残るほど。それを思うと妥当ですかね。そして土日限定でランチ営業もされています。素敵なお店です。オススメ!

ヨ~イヤサ~♪

DUPREE(デュプリー)の口コミ

詳細情報

住所:京都市左京区岡崎西天王町68−1
電話番号:075-746-7777
営業時間:18:00~24:00(L.O.23:00) [土・日]11:30〜15:00(L.O14:00)
定休日:毎週月曜日・第1第3火曜日
公式サイト:http://www.dupree.jp/
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