2023年3月23日 更新

【京都パンめぐり】昔ながらの素朴なデイリーパン☆西陣で愛されるベーカリー「カウベル」

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区、千本寺之内にあるご近所さん御用達の町のパン屋さん。素朴な味わいが安心するデイリーパンが中心。

ご近所さん御用達の町のパン屋さん

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上京区千本寺之内下がった場所。ここに、つい見過ごしてしまいそうな間口狭めのベーカリー『焼きたてパンの店カウベル』があります。この日、この界隈でパン屋さんを探していて、できれば今まで利用したことのないお店へ行ってみよう!ということでこちらへ。
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見るからに古い佇まいのご近所さん御用達のパン屋さん、といった風情。あとでお店の方に聞くと、この地で40年ほど営業するお店。以前はこの近くに老舗ベーカリー志津屋さんの支店もあったそうですが、それが100円ローソンに置き換わり、今ではこの界隈でパン屋さんはここのみ、とのご主人の談。いろいろ気さくに教えてくださいました。わりと年配の方でご夫婦でお店を切り盛りされてる様子でした。
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店内には昔懐かしい雰囲気のパンたちが並びます。わりと素朴な印象のパンが多いです。くるみパンやベーコンエピ、デニッシュ系、あんぱんなどなど。
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食パンは無添加で山型、角食、あとかさ高のイギリス食もあります。中には北海道小麦100%使用のグレードアップ特食もあったり。
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サンドイッチもありけっこう具沢山。
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で、個人的好みから、今回もわりとシンプルなパンをチョイス。

イギリス食パン240円、クロワッサン140円、ドライいちじくの入ったパンオノア290円。どうでしょう、比較的割安な印象でデイリー使いな価格設定。
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クロワッサンはよつ葉バター使用。外側サクサクで断面もこんな感じ。
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ドライいちじくがふんだんのくるみパンはわりと大きめ。
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そしてイギリス食パンは5枚切りながら、プラスパン耳も付いていました。イギリス食パンって、わりと古い個人店で今でも焼かれているパン、という印象ですね。京都のパン業界でイギリス食パンのトレンドが昔あったのか。うちの祖父母はイギリス食パンを好んで食べていたのですが、その軽さがいい、と話していたのを記憶しています。
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で、今回は一様にトーストして食べてみました。
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まずはイギリス食パン。バターを塗って。サクサクとしたちょっとハードさもある食感とエアリー感。やはり軽さがその特徴。食べやすいデイリー食パンで、どんな副菜にも合うような。
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若干焼きが強すぎる感もありますが(汗)
クロワッサンはバターの風味が立ち、サクサク感さらに増し、こちらもバター重すぎず食べやすいクロワッサン。いちじく入りくるみパンももちっとした食感の中にゴロンと大粒のドライいちじくの存在感。くるみの風味のついた生地が基本好きなので美味。

全体的に派手さはないパンたちですが、デイリー使いで食べるにはちょうどいい黒子的な素朴さというか。ご近所さんに愛されるパン屋さんですね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:カウベル
場所:京都市上京区千本通寺之内下る花車町481
電話:075‐461‐7071
営業時間:7:30~19:00
定休日:日曜日
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