【京都パン】オーストリア皇帝御用達人気店のクリスマススイーツ『シュトーレン』注目☆

おおきに～豆はなどす☆今回は左京区岡崎にあるオーストリア、ハプスブルグ皇帝や王家御用達ベーカリー。今回はクリスマススイーツのシュトーレンを食べてみました。

オーストリア皇帝御用達人気店の『シュトーレン』

左京区岡崎、美術館や図書館など文化施設が集中するエリア。その疏水沿いにあるこちらのベーカリー「ホーフベッカライエーデッガータックス」。

こちらは、オーストリア、ハプスブルグ家や王家御用達ベーカリー。1569年にオーストリアの古都グラーツで創業した歴史あるお店。2020年にオープンしたお店で、今ではすっかり人気が定着し、いつ通りかかっても多くのお客でにぎわっています。

そんなお店でクリスマス用のシュトーレンを提供されており、シュトーレン自体はドイツのクリスマス伝統菓子ですが、そのお隣のオーストリアでもシュトーレンが存在するとのこと。その違いも気になり、試してみることに。

朝10時から営業するお店ですが店内にはイートインがあり、この日も多くの方が利用され、時には行列をつくることもしばしばで、待合い用の椅子が用意されていました。

店内は中央ショーケースに香ばしそうな焼き上がりのパンたちが並び、お店の方に対面で注文するスタイル。クロワッサンやライ麦パン、さらに伝統的なハンドカイザー、ブレッツェルなど、ドイツ色の強いラインナップ。

さらに、ケーキ類も多彩。
お店ではホールタイプのクリスマス用ケーキも用意されていますが、事前予約が必要とのこと。

他、ジャムや焼き菓子など。

そして、お目当てのシュトーレンがこちら。通常の大きさのものが2種類。

伝統的なレシピで作ったドライフルーツとスパイスがたっぷりの王道「トラディショナル」と、
オーストリアの古都グラーツをイメージして杏とカボチャの種を練りこんだシンプル＆エレガントな「グラーツァー」の2種類。

さらにミニタイプもあります。

今回は王道のトラディッショナルをチョイスし、自宅クリスマス用に購入。

原材料はこんな様子。

ドイツとオーストリアのシュトーレンには微妙な違いがあるようで、ドイツのシュトーレンは伝統的にバターやドライフルーツ、スパイスがをたっぷり使用し、かなりずっしり仕上げ。一方でオーストリアのものは、地域や作り手によって少し軽めだったり、ナッツやリキュールの風味が強かったりするそうです。

で、試食しないことにはネタにならないので、一切れ味見。

断面図はこんな様子。
ドライフルーツもわりと一般的かつシンプルなものが多い印象で、生地に散りばめられています。袋から出した時点で、すでにシュトーレンらしい華やかな香りがするわけですが、カットすると一際強くスパイスやドライフルーツの甘い香り。

食べてみると、シュトーレン独特のスパイス、カルダモンですかね。その芳しい香り。さらにドイツ系シュトーレンより、確かにバター感少なく、軽めの食べやすい仕上がり。このシュトーレンの賞味期限は2月中旬ごろまでですが、カット以降は10日以内に賞味するのがベターとのこと。クリスマス以降もチビチビとカットして楽しみたいと思います（笑）

このシュトーレンは無くなり次第終売とのこと。クリスマスだけのオーストリアスイーツ、この機会にお試しあれ！ヨ～イヤサ～♪