2019年7月24日 更新

【2019祇園祭後祭】令和元年・祇園祭創始1150年を飾る山鉾巡行!193年ぶりに登場の鷹山も☆

おおきに~豆はなどす☆今回は令和元年・祇園祭創始1150年を飾る後祭の山鉾巡行ハイライト。今回一番の注目は193年ぶりに唐櫃巡行で登場の鷹山。大いに祭を盛り上げていました。

令和元年・祇園祭創始1150年を記念する後祭山鉾巡行

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スタート地点の烏丸御池から少し東へ行った高倉あたり。
今年は令和元年であり祇園祭創始1150年にあたり、例年にも増して注目。さらにこれまで「休み山」だった鷹山が193年ぶりに巡行するとあってさらに感慨ひとしおの祇園祭。
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平日の水曜日ということと、前祭に比べわりと空いてる後祭。
地元民の中には、前祭は観光客用、後祭は地元民用みたいな認識を持つ人も多いです。比較的ゆったりと祭風情に浸れるのが後祭の魅力とも言えます。

そして、昨年はかなりの猛暑でしたが、今年は冷夏が幸いして比較的朝の時点では過ごしやすい気候でした。
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まずは先頭・橋弁慶山。

五条大橋で弁慶と刀を交える牛若丸。橋の擬宝珠に足駄の前歯だけで立つ名場面を再現。後祭巡行では古来よりくじ取らずで先頭。
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こちらもくじ取らずの2番手、北観音山。
楊柳観音と韋駄天を祭る北観音山。こちらも祇園囃子が盛んに鳴り渡りました。懸装品が華やかで艶やか。オリエンタルな雰囲気。真松に尾長鳥がいます。
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3番手。大きな鯉がトレードマークの鯉山。ギリシャ神話をモチーフにしたタペストリーの見送が、山に飾られるとなんとも独特の雰囲気。
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4番手。地元・三条町に祭られる八幡官を勧請して巡行する八幡山。夫婦円満のしるしとされる、左甚五郎作とされる木彫り鳩も鳥居で両向かい。
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5番手。黒主山。桜の花を仰ぎ眺めている歌人大伴黒主(おおともくろぬし)が御神体。
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くじ取らずの6番手、南観音山。かつては北観音山と一年交代で巡行していたそうです。本尊・楊柳観音座像と善財童子。
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7番手。役行者山。修験道の開祖・役行者小角が一言主神。ホラ貝の音が響き渡る。
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8番手、平家物語の宇治川の合戦が題材の浄妙山。アクロバティックに舞う一来法師(いちらいほうし)。
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9番手。鈴鹿山。瀬織津姫命が御神体。真松には絵馬が鈴なりに付けられていました。
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市役所前のくじ改め待ちで山鉾が一時停止。
御池通は絢爛豪華な見送(みおくり)が一列に飾られていました。
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注目の鷹山は10番手。沿道が沸きます。
今回は唐櫃(からびつ)巡行で参加ということで、行列前半の方が唐櫃を担いでいました。
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その後ろにお囃子の一団。
今回の後祭の山鉾の中で一番力強いお囃子でした。時々テンポを上げながら祭気分を高揚させるような。
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唐櫃、これかと最初思ってました(笑)水分補給用荷物の乗った荷車。
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くじ取らず11番手。しんがりを務める大船鉾。焼失より150年目にあたる平成26年7月、後祭巡行への復帰を果たす。昨年は瀧尾神社の寄進により復元、復活した龍頭が船頭に飾られていましたが、今年は大金幣。隔年交代で飾られます。
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ギシギシと大きな音を立てながら、エンヤラヤー!!の掛け声とともに進む大船鉾の雄姿。
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しんがりの大船鉾の後には最後尾のパトカー。
パトカーがすぎると、御池通りにはまた信号機が点灯し始め、山鉾巡行の終わりを告げ、いつもの往来が戻ります。

この後も一段は辻回しで河原町通、四条通を経て各山鉾町へと戻っていきましたが、四条通あたりでは照り返す暑さで梅雨明け。よく祇園祭中に夕立、雷が鳴り梅雨が明ける、というのが毎年の流れですが、令和元年も例にもれず。今年も山鉾巡行無事に終わりました。

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