2020年6月15日 更新

【京都甘味めぐり】清水二寧坂の大正時代創業の老舗!画家・竹久夢二も愛した名店「かさぎ屋」

おおきに~豆はなどす☆今回は東山区清水の二寧坂にある大正時代創業の甘味処。大正ロマンを代表する画家・竹久夢二も通ったと言われ、店内にもその時代の風情が漂う。

京都随一の観光名所・清水二寧坂にある大正創業の甘味処

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東山区清水エリア。この日はとある老舗の甘味処を目指してやってきました。
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この日は週末の昼過ぎでしたが、驚きの閑散ぶり。早朝ではありません。時折お店の方が表に出て掃除をされてたり。

新型コロナウイルス感染予防のための非常事態宣言はすでに解除されていますが、発令直前よりも閑散としている印象。コロナ前なら多くの観光客でにぎわっていた、人気スポットなんですが。
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多くの観光客が立ち止まって記念撮影する二寧坂。観光客皆無。以前全てのお店が閉店する夜の時間帯に来たことがありますが、その時でももっと観光客がいました。未だかつてこんな光景はなかったような。
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その二寧坂沿いにある、こちらのお店。1914(大正3)年創業の甘味処。

今回なぜこちらにやってきたかというと、私事で恐縮ですが、つい最近親戚の集まりでおぜんざいの話になり、うちの祖母は数ある甘味処がある中で、ここのしか食べなかった、という話を聞き、一体それがどんなに美味しいものか、と興味をそそられて。
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考えてみると、こんな古めかしいティスプレイのお店もある意味絶滅危惧種とも言えます。
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さらに中に入ると、内装の建築様式や雰囲気からも建物自体古いことがわかり、まだこんなお店が現存するのか、と。
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天井にはいつの時代のものなのか、ずいぶん古い大判の千社札が貼られていたり。お店のしつらえだけでも、ここに来た価値あり、と思えるほど。

うちの祖母はここのファンだったわけですが、他にも大正ロマンを代表する画家・竹久夢二も通ったと言われ、その店内の風情からも納得できるような。私と同じように、おばあちゃんがここのお店を気に入ってて、と店の人に告げる客もいました。時代によって人気店のトレンドってあると思いますが、その当時の超人気店だったのかもしれません。
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そして、メニュー。
この日は蒸し暑い日で、身体はかき氷を求めるほどで、後から来店した客は迷わずかき氷を注文するほど。ですが、ここに来た目的はおぜんざいを食べること。中でも、より小豆の味が楽しめそうな亀山850円を注文。
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もちろん、この界隈なので、清水焼だと思いますが、全てのメニューに急須入りの御煎茶がついています。温かいやつですが(笑)
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しばらくすると、蓋つきの器と小皿、お箸の乗ったお盆が登場。
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蓋を開けます。すると、一気に湯気がモクモクと上がりスマホレンズが曇るほど(笑)熱々の亀山。

で、時々出会う『亀山』という名称。関東の友達にその名称に疑問を持たれ調べてみたら、関西では関東でいうところの汁なしの『ぜんざい』を『亀山』と呼ぶそうです。その理由に、小豆の有名な産地である丹波・亀山から由来とか、その昔大阪の繁盛店『亀山屋』のぜんざいが汁なしタイプだったとか。諸説あり。
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見ると、かなり大粒の最高級の丹波の大納言小豆。3時間以上かまどで炊き上げたものなんだとか。
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程よい甘さと柔らかさが際立つ小豆。いつも小豆って餡子状にまとまった状態で食べることしばしばですが、こんなに粒粒を意識して食べるのも珍しいというか。
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さらい底を探ると、こんがりときつね色に焼かれた角餅が登場。よく伸びるお餅。なんでも七輪で焼き上げているとかで、香ばしさが印象的。なんといいますか、器自体小ぶりながら、モリモリといただける、そんな亀山。美味しい!
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時折、添えられた紫蘇の実の漬物を箸休めにしながら、さらに食べ進め完食。店内エアコン効いてますが汗びっしょり(笑)

今回はおぜんざいをいただきましたが、おはぎも名物で次回はそれをいただきたいな、と。あと、これからの季節ならかき氷ですね。

美味しさはもちろんのこと、お店のしつらえや風情、食器など、どれをとっても祖母好みで、贔屓にしていたことがわかるお店。また来店したいと思いました。

ヨ~イヤサ~♪

かさぎ屋 への口コミ

詳細情報

名称:かさぎ屋
住所:京都市東山区高台寺桝屋町349
電話番号:075-561-9562
営業時間:11時〜18時
定休日:火曜日
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