2018年6月29日 更新

【京都国立近代美術館】10年ぶり生誕150年記念大回顧展!全長40メートル超の日本一長い画巻全公開☆「横山大観」展

すでに絶賛開催中の京都国立近代美術館「横山大観」展。平日でもかなりの混雑で、その注目度、人気度の高さがうかがえる展覧会。前後期と展示内容も変わる中、前期に行ってきました。

前期と後期で展示内容が入替

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岡崎、神宮前。大鳥居に負けないくらいの存在感の富士山画パネル。

東京でも人気を博した回顧展。京都では6月8日金曜日からスタート。すでに展示期間中盤に差し掛かり、ようやく観賞することに。
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パネル裏側には、展示もされていた大観作「紅葉」。初夏の京都に先取りの紅葉始まったか?と錯覚するような、艶やかさ。
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これを目当てにきて、あとで知ることとなるんですが、展示されてませんでした(泣)後期展示の「群青富士」。会期前後期で作品が入替制。「紅葉」は前期、「群青富士」は後期。

このポップアート的富士山を目の当たりにしたかったのですが。なんとも斬新かつ大胆な配色。これ見た時点で、センスいい人だなぁ~横山大観、と思ってみたり。
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前売り券、チケットショップでも完売していて当日券で。いろいろ京都新聞トマト倶楽部会員やJAF会員など割引もあり。

で、展覧会内容ですが、ネタバレにならない程度に。
明治時代、大観が確立した日本画の画風「朦朧体」。線の描画に頼らず色彩の濃淡によって形や構図を表現した技法で描かれた雨の風景は息を呑む繊細さ。他、桜や富士山画は国を象徴するモチーフとして、日本画の独自性を世界に発信し、日本画壇を背負ってきた巨匠。そんな横山大観の作品たち。とても見応えありました。

とくに、全長40メートル超の日本一長い画巻「生々流転」は会期中3回巻き替えられ、今回はそのちょうど真ん中部分。ここかなりの大行列でしたが、ぜひ観賞してください。

音声ガイドも豪華、歌舞伎役者の中村獅童。さらに予習したい方はNHK Eテレ7月1日(日)午後8:00~8:45の日曜美術館「アンコール・横山大観」が再放送されますので、ご覧ください(笑)
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美術館内のカフェは観賞券なしでも利用できます。
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ちょうど展覧会に合わせて横山大観展覧会特別メニューも。
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お酒好きだった大観が最も愛飲した三原の日本酒「酔心」もこちらで販売されてます。

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ミュージアムショップでも群青富士をあしらったグッズなど、いろいろ販売中。
7月3日(火)からは後期展示になります。ぜひ、群青富士観賞してみてください!

ヨ~イヤサ~♪

横山大観展 への口コミ

基本情報

会場:京都国立近代美術館
    京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
電話:075-761-4111
会期:前期2018年6月8日(金)~2018年7月1日(日)
   後期2018年7月3日(火)~2018年7月22日(日)
    ※前後期で作品入替制
休館日:毎週月曜日(ただし、7月16日(月・祝)は開館し、7月17日(火)は閉館)
観覧料:一 般 1,500円 大学生 1,100円 高校生 600円 中学生以下無料

詳細サイト:http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2018/425.html


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