2018年8月27日 更新

【京都アートめぐり】30年ぶりの大回顧展!本当の『あお』に出会う☆京都国立近代美術館「生誕110年東山魁夷展」

30年ぶりとなる日本画の巨匠・東山魁夷の大回顧展が京都、東京で開催されます。開催に先立ち、展覧会会場となる京都国立近代美術館へ行ってきました。

青空背景に『あお』の襖絵が魁夷の世界へと誘う

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岡崎、京都国立近代美術館前。来る8月28日(水)開催に向けて、すでにパネルも登場。
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30年ぶりとなる日本画の巨匠・東山魁夷の大回顧展が京都と東京で開催。先行は京都。

東山魁夷展、30年前は向かいにある京都市美術館で開催されたと記憶してます。私行きましたから(笑)画集も買って。それから30年も経つのか、と。東山魁夷の作品、小規模ではよく展覧会で見かけたりして身近な印象ですが。
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今回かなり力が入っています。私もこれまでいろいろ展覧会告知してますが、こんな立体型のパネルは初めて見ます。今流行のひょっこりはんポーズで記念撮影ができそう(笑)

それに引き替え、前回やってたバウハウス展の前座感が否めませんが(汗)いや、面白い展覧会でしたよ。
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今回の展覧会の目玉作品、構想から完成までに10年を要した、東山芸術の記念碑的大作、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画(襖絵と床の壁面全68面)が再現展示。

御影堂の修理に伴い、障壁画も今後完成までは現地でも見ることができず、至近距離で見ることができる大変貴重な機会。
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最近の展覧会のキャッチコピー、いつもお見事!と感心させられるのですが。

私自身、東山魁夷の作品の青使いに魅了されます。今回の襖絵もそんな青色との出会いが期待できる、ということですかね。
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ほかにも、代表作「残照」「道」「緑響く」などに加え、ヨーロッパや京都の面影を描いた風景画など約70点と習作を展示。国民的画家と称えられた東山魁夷の全貌が、余すところなく観賞できる貴重な大回顧展。

前売券は開催日前日まで販売。この機会、お見逃しなく!

生誕110年東山魁夷展 へのツイート

展覧会 詳細情報

会場:京都国立近代美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
電話番号:075-761-4111
会期:2018年8月29日(水)~10月8日(月)
開館時間:9:30~17:00 (金土~21:00)
休館日:月曜日(9月17日、24日、10月8日は開館)、9月18日、25日
観覧料:一般 1500円 / 大学生 1100円 / 高校生 600円 / 中学生以下無料
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