2018年11月28日 更新

京都が舞台!新選組ゆかりの地を謎解きで巡る「京の謎の旅 壬生の狼と回想録の謎」12/31まで!

リアル謎ときゲームを手掛けるDAS社による京都を舞台に新選組ゆかりの地を巡る「京の謎の旅 壬生の狼と回想録の謎」。当初9月30日までの予定でしたが、好評に付き12月31日まで延長されましたよ!

近藤勇らとともに謎解きゲームへ出発!?

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観光地やテーマパーク、ショッピングモールなどで展開されている「リアル謎解きゲーム」。製作はこれまで謎解きゲームを数々ヒットさせてきたDAS社ですが、全国で開催されているのでご存知の方も多いのでは。
参加する際は参加キット(謎の手がかり)を入手。キットに描かれた謎を解き明かし、隠された手がかりをみつけながら「ミッション」クリアを目指す、参加型のイベントです。
謎解きだけでなく、捜索の間に観光地の名所や、隠れスポットなども発見できると人気があるんですよ。
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京都のまちを散策していたあなたの前に突如現れた一人の侍。
彼は、150年前の幕末からタイムスリップしてきた新選組局長、近藤勇。
京都のまちは自分が守る、と意気込む近藤だったが、時は西暦2018年。
戦うべき相手はもういない、平和な時代だった。
そんな近藤と共に京都の新選組のゆかりの地を巡る旅。その先に待ち受けているものとは…
現在京都でも「京の謎の旅 壬生の狼と回想録の謎」というタイトルで開催されていて、新選組の歴史の舞台をめぐりながら、謎を解いていきます。第43回「京の夏の旅」のキャンペーンコンセプトである「明治150年」「京のお屋敷」「京のもう一つの花街・島原」に沿った内容にもなっていて、名所めぐりも楽しめますよ。なので、謎解きをしながら名所を巡ることもできて一石二鳥!当初9/30までの予定でしたが、好評につき12/31まで延長になりました。

ゲームに参加するには、バーコード読み取り機能がついたスマートフォンと、有料の「探索キット」が必要です。キットは、京都駅構内・2階にある観光案内所「京なび」で購入してください(税込1,500円)。物語はそこからスタートします。

キットには、画像のような探索の鍵となる回想録、探索マップ、注意書き、ネックホルダーなどが一式になっています。ネックホルダーはスマートフォンも入る大きさなので、ごちゃごちゃとせずスマートに探索できますよ。
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オリジナルの謎解きゲームキットを片手に、スマートフォン(要・バーコード読み取り機能)と連動させながら楽しめるようになっているので、キットに入っている説明書を確認しましょう。
QRコードから「京の旅の謎」にアクセスしてすすめていってください。アプリではなくWEBなので気軽に楽しむことができます。

近藤勇、伊東甲子太郎、藤堂平助と共に、物語が進んでいきますよ!
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実際にアクセスしてみるとこんな感じ。

書き下ろしのイラストに音声まで付いているという、ボリューム満タンの謎解きゲームに仕上がっています。各キャラクターの声は、人気声優が担当するこだわりようです。

存分に楽しむにはイヤホンをつけながらゲームを進められることをオススメします!!
(交通には気をつけて、歩きスマホはやめましょう。)
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こちらが回想録。スマートフォンと連動させ、物語の主人公となり謎解きをすすめていきます。
たんさくエリアは、京都駅エリアから壬生寺まで約1万歩の距離。運動不足解消に絶妙な距離です(笑)

伊藤甲子太郎他数名殉難の地(本光寺)

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まず1カ所目は、本光寺。京都駅を西へ進んだ場所にあります。伊藤甲子太郎他数名殉難の地とされている場所です。
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門をくぐってすぐのところにある石塔は、江戸時代から建っているそうです。伊藤甲子太郎がこの石塔に寄りかかって最後を迎えたのだとか。

またこちらでは、季節ごとに絵柄の違う御朱印がいただけるそうで人気があります。集めている方は、この機会に授与されてはいかがですか。

不動堂村屯所跡(リーガロイヤルホテル京都)

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さらに西へすすみ、リーガロイヤルホテル京都へ。
この場所には不動堂村屯所があったそうで、それを示す石碑が置かれています。石碑に刻まれた文字が謎解きのヒントになっているので、石碑の画像はあえて載せませんので、ご自身の目で確かめてくださいね。

梅小路公園

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京都市民憩いの場「梅小路公園」もルートのひとつ。水族館や鉄道博物館もでき、ますます賑わいをみせます。市内ではなかなかお目にかかれない、広い芝生の広場がいいですよね。
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こちらは七条入口広場です。すぐ隣では、来春開業のJR新駅の建設が進んでいます。駅が開業したら、今以上に便利で賑やかになりますね!

梅小路公園は新選組に直接関連のあるスポットではありませんが、このあたりを新選組は闊歩していたことでしょう。重要スポットですので立ち寄ってくださいね。そして休憩もお忘れなく。

西本願寺 太鼓楼

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続きまして、堀川通りに位置する西本願寺へ。
親鸞聖人によって開かれた浄土真宗の本山。長い歴史を持つ西本願寺も、新選組ゆかりの地として知られています。
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こちらは新選組が屯所(たむろじょ)としていた太鼓楼ですが、残念ながら入場することはできません。

島原

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風情のある建物が残る島原エリアも、新選組と関係が深い場所。こちらは、文化財にも指定されている島原大門です。
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島原の象徴といっても過言ではない角屋。現在の料亭のような使われ方をしていて、芸舞妓さんを派遣してもらい食事を楽しんでもらう場所でした。
昭和60年まで営業されていましたが、現在は角屋もてなしの文化美術館として残っています。

壬生寺

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最後は、四条大宮近くの壬生寺。ご存知の通り、新選組を語る上でなくてはならないところです。新選組に関する数々の逸話が残っていて、聖地とも呼べる場所ですね。
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境内東にある池の中の島は「壬生塚」と呼ばれ、幕末の新選組の墓などが残っています。近藤勇の胸像と遺髪塔、暗殺された隊士・芹沢鴨と平山五郎の墓や、勘定方・河合耆三郎の墓のほか、隊士7名の合祀墓も。その合祀墓には、池田屋騒動で亡くなった隊士・奥沢栄助、安藤早太郎、新田革左衛門らも葬られています。

こうしてスポットをざっと見るだけでも、結構な移動距離があることがわかりますよね。気候がいいとはいえ、適度に休憩をはさみながら、無理なく探索してくださいね。
新選組の歴史や面影が感じられるスポットばかりで、歴史に思いを馳せながら楽しめそうな「京の謎の旅」で、一味違った京都観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

なお、キットは有料ですが、web上でプレイできるプロローグ版が無料で公開されていますので、予習がてら活用してみてください。

イベント概要

開催期間:7月1日(日)~12月31日(月)
開催エリア:京都駅~壬生(京都市下京区)
料金:探索キット1,500円
※ゲーム参加には、キットのほかにバーコード読み取り機能がついたスマートフォンが必要です

H.P:http://game.nazotown.jp/kyokanko/
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Kyotopi 編集部 Kyotopi 編集部