2018年7月21日 更新

【京都坐禅体験めぐり】夜開催☆世界遺産で月イチの無料坐禅会!静かな世界で深い三昧境「銀閣寺(慈照寺)」

世界遺産、左京区北白川にある銀閣寺。臨済宗のお寺。禅寺ということで、こちらでも月イチで予約制ながら、無料坐禅会を開催。しかも夜に開催されることもあって、ちょっと他とはちがう趣き。体験してきました。

昼間のにぎやかさとは違った趣きの銀閣寺・夜坐禅

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銀閣寺参道。夕方6時過ぎ。
この時間になると、参道の商店街は全て閉店し、昼間のにぎやかさが嘘のような静けさ。
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今回目指す、世界文化遺産でもある慈照寺。通称銀閣寺。教科書にも登場する、おなじみの有名寺院。室町幕府8代将軍足利義政が、1482年東山に建立した山荘(東山殿)が発祥。

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銀閣という名前の由来は、言わずと知れた金閣寺と対比してつけられ、義政の死後、臨済宗の寺院となり、義政の法号から慈照寺と命名。
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で、すでに拝観時間は過ぎているため、閉門されているんですが。ガードマンの方が門前に。坐禅会参加者のために待機されてます。
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予め、往復はがきで第3月曜日夜開催の坐禅会の申し込みをし、こんな参加許可書が返信されます。これをガードマンに見せて入門。

銀閣寺では日曜日の昼の法話&坐禅会もあります。開催日はHPでご確認ください。http://www.shokoku-ji.jp/g_zazen.html
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通常の拝観時間はこれですから。
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普段は多くの参拝客でにぎわってるんでしょうね。人が全然いない参道を進むのも貴重な体験かもしれません。
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いつもなら、ここで拝観料を払うんですね。当然閉まっていて、さらに進みます。
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さらに中へ。
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こちらが坐禅会会場。ふだんは入れない庫裡に入ってすぐに受付。これ以降撮影は全て禁止です。悪しからず。さらに長い廊下を伝うと、定員30人程度収容できるわりと狭いスペースに座布団が並んでいます。最近改築された建物なのか、わりと新しいキレイな禅堂。冷房も完備されて、快適な空間。

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受付の際に、このしおりを渡され、坐禅が始まる前に般若心経を唱和。
その後、照明を落とし、薄暗い中坐禅開始。途中警策を持った僧侶が巡回し、希望者が合掌一礼の合図をして叩いてもらう。30分くらいありましたかね。それを2セット。

坐禅終了後、皆で坐禅和讃を再び唱和し、各々が使った座布団を片付けて終了。夜の坐禅会ということで、外ではヒグラシが大音響で鳴いていて、早朝や昼の坐禅会にはない風情。また、暗がりで行うということもあり、とても集中できました。あと、エアコンが効いていることもあり(笑)

最初の往復はがきでの申込みはちょっと手間がかかりますが、一度参加すると、次回参加権が自動的に得られます。中には仕事帰りに来られる方もいるようで、早朝や休日参加ではハードル高いと感じる人にはちょうどいいかもしれませんね。

銀閣寺(慈照寺) へのツイート

詳細情報

住所:京都市左京区銀閣寺町2
電話番号:075-771-5725
夜坐禅開催日:毎月第3月曜日(8、12月は休会)
開催時間:夏期(3月~11月):18時30分~ 
      冬期(12月~2月):18時00分~
詳細サイト:http://www.shokoku-ji.jp/g_zazen.html


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