2017年7月11日 更新

【京都お寺に泊まる】早起きは三文の得!朝のお勤めと国宝観賞にお茶菓子接待も☆2日目「智積院会館」【東山七条】

智積院宿坊2日目。早朝のお勤めに始まり、普段有料拝観エリアの国宝を観賞しつつ、終了後は滋味あふれる朝食。

5時半起床で始まる朝の法要

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朝5時半。館内放送が流れ、起床。身支度をしてロビーに集合。女性の若い僧侶の案内で本堂へ。
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朝の清々しい空気を吸いながら本堂へと向かう。智積院の寺紋である桔梗紋にちなんで、ちょうど参道の桔梗が咲き誇り、見事。
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まずは金堂にて、お焼香を伴う法要。もちろん中は撮影禁止。ご本尊は大日如来。智積院の僧侶、わりと若い方が多く、女性の方も何人かおられました。真言宗ならではですかね。護摩木を炊きながら行う法要で、さらに数珠使いが独特。
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続いて明王殿。ご本尊は不動明王。こちらでもお焼香があり、般若心経も唱和。
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40分ほどの法要の終了後、お守りをいただきました。
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明王殿周辺には、ちょうど見頃の蓮の花もキレイに開花。他、境内には紫陽花も咲き、寺に彩りを添えていて、時折心和む風景。
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その後、僧侶の案内で普段は有料拝観となる講堂、名勝庭園へ。もちろん宿泊料に含まれています。
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庭園を望む広間でお茶とお菓子、あと智積院のパンフレットや真言宗の説明書など。
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お茶やお菓子を頂きながら、利休好みの庭と言われる中国の廬山式庭園の説明を受けます。
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その広間の背景には、レプリカの長谷川等伯の障壁画。この後ホンモノを見に行くわけですが。
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かつて祥雲寺にあった障壁画で、豊臣秀吉が3歳で亡くなった愛息子・鶴松を弔って書かせたもの。大きな松が天に向かって描かれています。
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ぐるりと講堂を拝観。普段一般公開でも拝観できない場所も僧侶の案内で見せていただける貴重な体験。
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智積院というと、五色幕の印象が強く、詳細を伺ったり。
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講堂から一旦外へ出て、国宝障壁画が保管されている収蔵庫へ。
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もちろん撮影禁止なんですが、金地に貝殻から作られた顔料・胡粉(ごふん)で描かれた桜。照明を落とすとそれが光りを放ち、まるで夜桜見物のように花が闇の中で浮かび上がる仕掛けに驚き。
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終了後はまた智積院会館へ戻り、レストランで朝食。
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箸袋の裏に書かれた五観を皆で唱和して、いただきます!早朝からのお勤め後の朝食の美味しいこと。
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朝のホンの3時間で、1日分くらいの充実感。そんな他にはない体験が宿坊だと可能。しかも驚きの低料金。これ、夏休みにファミリーで宿坊体験もいい思い出になりそう。オススメです!

ヨ~イヤサ~♪

智積院会館 への口コミ

智積院会館 基本情報

住所: 京都府京都市東山区東瓦町 東大路七条下る東瓦町964
電話番号:075-541-5363
関連サイト:http://www.chisan.or.jp/
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