17年の営業の末今年1月に惜しまれつつ閉店されましたが、北野白梅町で「らーめん家 まあご」として装い新たに営業されているのをご存知ですか?
今出川通りに面したこちら。小さい店内ですが、茶×白×赤にちょこっと黄色でかわいい店内。グリーンもいっぱいで何気にナチュラル風味。
トマトのミニチュアがあったりディスプレイもオサレだし、メニューの看板もなかなかセンスよくて、ちょっとしたイタリアンやカフェのよう。円町時代とはだいぶ雰囲気が異なっていて、知らなければラーメン屋さんとは思えません。
こちらの名物は、何と言ってもトマトベースの「赤」と牛乳ベースの「白」のそれぞれのラーメン。一見キワモノ系なのですが、これがおいしくて実はファンが多かったりします。
円町ではこのラーメンを食べながら、イタリアンの一品メニューとともにワインをたしなむ…というのがファンの楽しみだったそうですが、リニューアルされてからはほとんどの一品とワインがなくなり、惜しむ声があちこちで聞かれます。
おいしいと聞いていても、想像できそうでできない味や食感にどうしてもおそるおそるになります(笑)。でもせっかくなので赤をいただきました。
ランチタイムは4種のランチセットがあり、その中からCをチョイス。好きなラーメン+180円で、ライスとベシャメルコロッケがつくお得なセットです。
噂には聞いてましたがホンマにトマトゴロゴロ入っていて赤い!豚バラの風味もgood!そしてセロリがかなり主張してきます!(笑)
酸味が強いかと思いきや、それなりにあるけど塩辛さもきちんとあり、スープをぐいぐい飲むと喉に辛さが残る感じ?
酸味だけじゃなくて、爽やかとも青臭いとも取れるセロリが案外いい仕事してます。シャキシャキ言わせながら食べるのなんかが思いの外よくて、思ってたより全然おいしいです。
クセがあるし好みがはっきり分かれそうな印象ですが、個人的にはかなりいいバランスで気に入って、調子に乗ってスープほとんど飲み干してしまったほど。細めな麺も好みです(も少し固めだとさらに好み)。 オプションでパルメザンチーズがトッピングができるようになっていて、入れるとコクが出ておいしいそうですよ。
そしてベシャメルコロッケも絶品でした。ベシャメルって実は何か知らなかったのですが、牛乳で作った白いソース…ホワイトソースなんですね。
ホワイトソースコロッケ的な?カニクリームコロッケのカニ入ってない的な?(笑)
とろっと柔らかくて、くどすぎずあっさりしすぎずで美味。トマトソースと相性バツグンでした。
単品で注文も可能で、円町時代から残る数少ない一品メニューです。
ランチでも食べられる唐揚げは以前から人気が高いそう。白ワインに漬け込んで作った香草風味だそうで、アルコールやワインに合いそうですね。
今回は赤でしたが、牛乳鶏ガラベースの天下無双やみつきの白も気になるので、次回は白にチャレンジしてみたいです。
ですが赤と白以外にも醤油や味噌のベーシックなメニューもありますので、それも気になるところ。
いろいろ順番に試していきたい感じです!