2022年9月18日 更新

世界中が京都に注目!☆アンディ・ウォーホル・キョウト開催!【京都市京セラ美術館】

世界的に著名な芸術家アンディ・ウォーホルの大回顧展が京都市京セラ美術館で9月17日から開催☆門外不出の『三つのマリリン』を含む日本初公開の作品が100点以上☆日本では京都だけの開催です☆

ポップアートが京都を席巻

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ポップアートの旗手として、世界的に著名な芸術家「アンディ・ウォホール」。
初期から晩年にわたる大回顧展『アンディ・ウォーホル・キョウト』がいよいよ開幕です。

門外不出とされた「三つのマリリン」や晩年の大型作品「最後の晩餐」など、日本初公開100点以上を含む約200店の作品が展示されます。

巡回展はなく、日本での開催はここ京都のみ。
日本中で、また世界が注目する『アンディ・ウォーホル・キョウト』。
会期は2022年9月17日から2023年2月12日とたっぷり。
京都のこの秋冬はポップアートで席巻されそうです。
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開幕日前日の9月16日には内覧会が開催されました。
見応えあるたくさんの展示は圧巻。

たっぷり時間を取って観ていただきたい内容です。
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アンディ・ウォーホル美術館のチーフ・キュレーター、ホセ・カルロス・ディアズ氏に解説いただきながらの内覧会。

ウォーホルの初期の代表作で出世作とも言えるキャンベルスープ缶。
ポップアートと言えばこのモチーフを思い浮かべる方は多いはず。
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そして最もウォーホルの名前を世界的に知らしめたのは、マリリンモンローという題材を使った事でしょうか。

トップ女優のスキャンダラスな死、というタイミングで。
「ここで持ってくる」事そのものに彼のエキセントリックな表現手法を感じさせます。
憧れだったハリウッドスター。
彼女を描くことが自身の夢や儚さを感じさせ、未来への不安さえ連想させます。
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牛の壁紙に花シリーズ。
自然の花がモチーフでありながらあくまで機械的に繰り返す表現手法。
大いなる皮肉が隠された作品だと思いますが、あくまで「花」だからこその人気作です。
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晩年の大型作品「最後の晩餐」。
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商業イラストレーター時代から晩年の大型作品まで、それぞれの作品の時代背景や表現手法まで、多岐にわたる内容はとても短時間では消化出来ない印象です。

「アンディ・ウォーホル」をより知れば知るほどにその魅力を再認識するだろうと思います。
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ウォーホルと日本そして京都

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ウォーホルは1956年と1974年、二度にわたり京都を訪れており、残されたスケッチや最近になって発見された写真など、その足跡をたどる資料も展示されています。
京都との関わりを知るとても興味深い内容。

関連イベントとして京都駅前や三十三間堂など、ウォーホルが訪れた場所を「ウォーホル・ウォーキング・サテライト」として展示などでその足跡を紹介しています。
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1956年来日時の写真。
右から2番めがウォーホル。
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こちらは1974年の来日時。
黒柳徹子さんも若い!

基本情報

アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO

■会 期:  2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)

■時 間:  10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)

■会 場:  京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
 
       京都市左京区岡崎円勝寺町124

■休館日:  月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日

■チケット: 当日券(販売期間:9月17日(土)~)

 <観覧料>  土日祝一般 :2,200円(2,000円)
        平日一般:2,000円(1,800円)
        大学・高校生:1,400円(1,200円)
        中学・小学生:800円(600円)
        ※金額はいずれも税込表記
        ※()内は前売、20人以上の団体割引料金
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千恋し 千恋し