2023年1月8日 更新

【京都アート】土日祝の早朝開館スタート!京セラ美術館 「アンディ・ウォーホル・キョウト」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区岡崎にある京都市京セラ美術館で絶賛開催中の展覧会。

土日祝日は1時間前倒し開館☆会期終了間近のウォーホル展

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左京区岡崎の文化ゾーンに位置する『京都市京セラ美術館』。前身である京都市美術館に改修増築を施しリニューアルオープンした当館。以前からある歴史的建造物を保存しつつ、新たなスペースを設け、多様性に富む展覧会と幅広い来館者が集う施設に生まれ変わりました。
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途中コロナ禍も挟んで、現在開催中の話題の展覧会『アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO』展。アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会で、約200点+映像15作の展示作品のうち、100点以上が日本初公開作品となる本展。開催当初からすでに多くの来館者でにぎわい、その注目度の高さがうかがえます。開催期間も通常より長く、年明けのほうが比較的人出も少ないだろう、と今回やってきましたが、平日でもまだまだ人気は衰え知らず。

会期は残り2月12日までとなっていますが、さらに利便性よく鑑賞できるように、1月から土日祝日の早朝開館も実施中。通常より1時間前倒しの朝9時から開館。なので、休日でも朝活感覚で利用できるようになりました。
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展覧会の連動企画として「ウォーホル・ウォーキング」も開催中。本展でも紹介されていますが、ウォーホルは1956年の世界旅行中に初めて来日し京都を訪れ、その体験から京都にまつわる作品も残し、本展でも展示されています。ウォーホルが実際に訪れた京都の名所やサテライトイベントを巡り、市内散策をしながらアートを身近に楽しむ、という企画。
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1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な「死と惨事」シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などを包括的に展示。

個人的にはポップアート展で数々の著名なアーティスト作品の中の一人として紹介されるウォーホル作品にふれる機会はこれまで何度かありましたが、ここまで大規模のウォーホル個展は初めて。
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初期の作品には意外な金箔使いなど、わりとアナログ感もあったり。それでも、のちにつながるポップアーティストとしてのウォーホルの片鱗など作品から垣間見えたり。反復する手法など。
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来日し、京都旅行の際のスケッチや祇園白川や寺社仏閣を訪れるウォーホルの写真展も。
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このあたりは代表作ですね。シルクスクリーンの花やキャンベルスープ缶など。
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ポートレート作品数々。この時代はモチーフにしやすい人物が多かったのか、毛沢東ってわりとメッセージ性も内包しての作品なのか、この時代のアートモチーフあるあるですよね(個人的感想)。
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ダリと岸田今日子さんという意外な取り合わせあり。
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反復の迷彩柄。

私の場合、辛うじてウォーホルが日本のCMに出演して「ぐんじょいろ~」と言ってたのをリアルタイムで見ていたので、なんとかく馴染みありますが、あまりウォーホルになじみのない若い層、Z世代の方にも時代を感じさせ楽しめる展覧会ではないかと。
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作品自体物販にしやすく、いろいろと展開。
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京都の老舗でも、ウォーホル展にまつわる商品展開。中でも、村上開新堂のクッキー缶は大人気で品切れ中でした。再入荷予定あるそうですが。
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で、いつもTシャツ買いがちですが、今回、ウォーホルフィギュアを記念に。そこそこのごっつ感が気に入ってます(笑)会期も残すところあと1か月。お早めに。

詳細情報

会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
    ※1月、2月の土日祝日のみ9時〜10時の早朝開館実施
休館日:月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
入館料:土日祝一般 :2,200円(2,000円)平日一般:2,000円(1,800円)
        大学・高校生:1,400円(1,200円)
        中学・小学生:800円(600円)
        ※金額はいずれも税込表記
        ※()内は前売、20人以上の団体割引料金
公式サイト:https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20220917-20230212
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