2020年9月1日 更新

“京都の調味料”で味変できる京都餃子が看板メニューの居酒屋『ルーキー』オープン

2020年8月11日、京都餃子を看板メニューに掲げた『餃子酒場 ROOKIE(ルーキー)綾小路店』が京都市下京区、綾小路通×富小路通の交差点付近にオープンしました。数種類の餃子は、数種類の調味料を組み合わせることで何通りもの味が楽しめ、餃子以外の副菜も多数。餃子好きはもちろん、居酒屋使いにぴったりのお店です。

昭和の酒屋の看板をそのまま残すレトロな雰囲気

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店の場所は、地下鉄「四条」駅3番出口を出て、綾小路通りを東へ500メートルほど。ちょうど富小路通りとの交差点あたりにあります。
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2階屋根付近に「菊正宗 中谷商店」、入り口にも「LIQUOR SHOP NAKATANI」の文字をそのまま残した昭和レトロ感溢れる店構え。路地に向かって放たれる煌々とした光に誘われるように中へ。
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広めにとられたオープンキッチンを取り囲むようにカウンター席、奥にはテーブルもあり、席数は全部で84席。ひとり飲みや二人でサシ飲みするのも、大勢でガヤガヤ騒ぐのもどちらもokの使い勝手の良さそうなつくりになっています。

看板メニューの京都餃子

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『ルーキー』の看板メニューは京都餃子。具のバリエーションには、チーズ、海老、セロリ、紫蘇(しそ)の4種類があるほか、日替わりで定番餃子にトッピングを変えた気まぐれ餃子4種類の計9種類のラインナップ。
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京都餃子の具は、パンを配合した飼料を食べて育った「京の京都もち豚」と久御山で育てた九条ネギ、味付けに西京味噌などを使って店内で手作り。京都餃子を名乗るからには、京都産は具だけではありません。
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餃子タレもメイドイン京都にこだわります。上京区で明治12年から続く老舗「澤井醤油」と、同じく上京区の西陣で170年以上、酢一筋の「孝太郎の酢」を独自に調合。「孝太郎の酢」からは沖縄の島とうがらしをパンッパンに詰めた「とんがらし酢」もスタンバイ。餃子の具に塩味がきいているので、薄口好みの私はこの酢だけで食べましたが、酢が塩分を調和し、辛さがよいアクセントになってなかなかに乙。
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具にも隠し味で使われている祇園七味も“ご自由に”とテーブルに置かれて、至れり尽くせり。餃子だけじゃなくて、他のメニューにもふりかけて、自分好みに味を創作できるのも楽しいです。

餃子だけじゃない、居酒屋としても優秀なラインナップ

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ドリンクのオススメはこちら。SNSで目にした人もいるかもしれませんが、『ルーキー』のかわいいイラスト瓶入り「ざわつくサワー」。何がざわつくって、これ、わざわざ店で瓶にサワーを詰めて蓋をしているそうなんです。“楽しんでもらえるためなら手間暇かけます”って感じの気合いが感じられて好印象!
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とはいえ、私はかわらずビールです。(笑)キリン一番搾りの生中が490円、クラシックラガーの大瓶590円はなかなか良心的ではないでしょうか。そして、手前にあるのが、豚軟骨のトロットロ煮込み390円。スタッフさんが「骨までとろっとろですよー」と薦めてくれた一品。嘘偽りなく、ほんとに骨までとろとろ。たるみが気になる妙齢の女性は1人1個頼んでコラーゲン補給したいところです。
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キハダマグロ590円。ほかに炙りシメサバ、ゲソ焼きにんにく醤油なんていう日本酒が飲みたくなるようなアテもあり。
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メニューに逸品と書かれたシビ辛麻婆豆腐。花椒のしびれる辛さが効いています。490円。こんな感じで、餃子だけではなく、魚、肉、野菜、副菜、揚げ物、煮物・・・とバラエティに富んでいるので、大勢で行っても、みんなの食の好みを気にせずに楽しめます。
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定番の京都餃子と紫蘇餃子、きまぐれ餃子から香味野菜や九条ネギをトッピングしたものをチョイスして、餃子とビールの“テッパン”の組み合わせを満喫。
1品ずつのお値段も手頃で、料理のバラエティーにも富んだ『ルーキー』。席数も全84席にも関わらず満席続きと“大型ルーキー”の登場です。四条河原町、四条烏丸飲み会の候補店がひとつできましたね。

『餃子酒場 ROOKIE(ルーキー)綾小路店』の基本情報

店名:餃子酒場 ROOKIE(ルーキー)綾小路店
住所:京都市下京区富小路通綾小路東入る塩屋町65
電話番号:075-746-3559
営業時間:17:00~翌0:00
定休日:無休
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