2022年9月13日 更新

【京都スイーツ】名著に登場する老舗書店『丸善』名物の『檸檬』必食☆「マルゼンカフェ」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区、河原町にある商業施設内にある老舗書店。その書店カフェにある、昭和の作家・梶井基次郎の名著から誕生した名物スイーツ。

昭和の作家・梶井基次郎の代表作『檸檬』にちなんだスイーツ

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中京区、河原町三条下がった場所にある商業施設『京都BAL』。京都では古株の商業施設で、全面改装や入居店の入れ替わりありつつも、今も人気の場所。
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今回はその地下1、2階にある創業140年の歴史を誇る老舗書店『丸善』。その丸善にあるカフェ『マルゼンカフェ』で、とあるものを食べようとやってきました。

現在は京都BALに入居している丸善ですが、かつてはここからすぐ南に下がった場所に丸善ビルを構え、そこに店舗がありました。書籍はもちろん、海外の銘品、舶来品を扱い、有名作家のサイン会も時々開催されたり。私も故・瀬戸内寂聴さんのサイン会の折には並びました(笑)
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カフェは地下2階の書店の隅にあり、丸善書店とのコラボカフェ。なので、丸善らしいメニューが並びます。
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そんな中、今回のお目当てはこちら。丸善名物スイーツ『檸檬ケーキ』。
じつは普段俳句をたしなみ句会に参加しているんですが、直近参加の句会のテーマが『レモン(檸檬)』で、その取材で食べてみようとやってきました。レモンは意外なことに秋の季語。なんとなく、夏っぽいイメージですが。
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店内は簡単なパーテーションで書籍エリアと区切られ、書棚がある意味内装の一部にも感じられるような。テーブル30席以上あり、けっこう広々として、ゆったりとした配置で落ち着いた雰囲気。奥には複製ながら狩野派の金地襖絵『仙人図』も飾られ、雅やかな中にも高級感もあります。
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まあ、最初からレモンケーキ一択ですが、他メニューもチェック。
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で、こちらがその書籍コラボスイーツ『檸檬(れもん)』700円。昭和の作家・梶井基次郎の代表作、小説『檸檬』にちなんだスイーツ。

ところで、そもそもその作品がどんな内容なのか、まずは言及する必要があります。

当時、京都に下宿していた梶井基次郎の心象を描いたもので、実際小説の中で丸善書店が登場します。内容としては、得体の知れない憂鬱な心情にとらわれた作者が、爆弾に見立てたレモンを店内に置き、書店が爆破されるのを妄想するというもので、丸善が小説の要になっています。
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さらに檸檬もアレンジが効き、秋らしいモンブランと合わさったレ・モンブランなるものも。というか、この命名が逸品すぎる(笑)
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レモンケーキ以外に、ハヤシライスももう一つの看板メニュー。創業者・早矢仕有的(ゆうてき)が生み出したと言われる 「早矢仕ライス」。それが檸檬ケーキとセットになったセットメニューも。時間があれば、これを食べたと思いますが、この数時間後に句会だったので、今回はレモンケーキのみで(笑)
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で、注文したこちらがその『檸檬』。誰が見ても、レモンだな、とわかる形状(笑)レモンの皮を 器として果肉を使った、ここ京都店限定メニュー。ケーキの上にはミントの葉が添えられています。
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で、実食。ケーキの構造としては、下半分がレモン皮の器になっていて、レモンゼリーで満たされています。上半分はスポンジ、生クリームのケーキでレモンピールが時折フレッシュな味わいを与えています。下のレモンゼリーの酸味と上のケーキがいいコントラストに。
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最後、レモン皮は食べれるのか店員さんに聞くと、やはり食べられないやつでした。食い意地の張った愚問(笑)小説の中では檸檬が爆発する設定なので、口の中爆発するのか?と妄想しましたが、爆発的美味しさであったことは事実でした(爆)
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他、店内を見渡すと、大手出版社数社に渡り発刊されカバーデザインの違う文庫本『檸檬』があったり、さらに展開してペンやペンケースなど様々な商品にレモンがモチーフとして反映されて販売。すがすがしいまでの檸檬推し(笑)小説では丸善を爆破させてしまった梶井基次郎も、今のこの檸檬推しの様子を知ったらきっと喜び一入だろうな、と(笑)

小説とともに味わいたい檸檬ケーキ、お試しあれ!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:MARUZEN cafe 京都店(マルゼンカフェ)
住所:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL B2F
電話番号:075-708-3408
営業時間:11:00〜20:00(L.O.19:30)
定休日:不定休(京都BALに準ずる)
関連ページ: http://www.bal-bldg.com/kyoto/maruzencafe.html
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