2018年4月25日 更新

【京都伏見名水めぐり】スタンプラリーで名水チェック☆曲水の宴の霊験あらたかな神水「城南宮」

城南宮道から国道1号線沿いへ。1200年以上の歴史を持つ、平安京の南の守護神。明治時代の幕開けには鳥羽・伏見の戦いの舞台となった場所。そんな場所にある名水。

1200年以上の歴史ある霊験あらたかな名水

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城南宮道から国道1号線沿いへ。
引越・工事・家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれ、家庭円満や厄除や安全祈願、また交通安全に車のお祓い祈願でも有名な神社。夏越の祓いの時期には巨大茅の輪が登場し、車ごと通過する光景はここならではな光景(笑)
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そして、鳥居をくぐる前に名水と出会うわけですが。
こちらの御手水舎の名水「菊水若水」。霊験あらたかな御神水として知られ、病気平癒のご利益もあるという。
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東大寺お水取りの香水からは、若狭・遠敷川からこの「菊水若水」を通り、二月堂の若狭井に達すると伝えれています。
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少し口に含んでみます。やわらかく、クセのない名水。
江戸時代の文献には、この水のおかげで法皇の歯痛が治ったとか、参詣者が水を求める様子が記載されてるんだとか。
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794年の平安京遷都に際し、国常立尊(くにのとこたちのみこと)と八千矛神(やちほこのかみ)と神功皇后(じんぐうこうごう)を祀り、以来都の南方の守護神として創建。
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平安時代の末に白河上皇がこの地に壮大な離宮を造営。院政を開始とともに政治・文化の中心地となりました。そして『平家物語』の舞台にも。

幕末の頃には鳥羽・伏見の戦いが始まった場所でもあり、明治時代への幕開けに。そんな時代の移り変わりの舞台となった歴史あり。
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境内に広がる神苑楽水苑(らくすいえん)には、四季を通じて草花を賞でる人が絶えず見応えあり。春と秋の年2回行われる「曲水の宴」は王朝の雅を伝える行事として有名。ちょうど名水どころとしてふさわしい行事です。

拝観した友人いわく、季節の花々が咲き誇り素晴らしい景色だったとか。
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スタンプはこちらの授与所に設置。
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今回神苑は拝観しませんでしたが、拝観すれば特典で鉛筆がもらえるそうです。ゲットしてくださいね!

城南宮 へのツイート

詳細情報

イベント名:伏見名水スタンプラリー
実施期間:3月21日(水)~5月31日(木)
参加方法:名水10ヶ所スタンプを集め、全クリアで先着2500人に記念品を進呈。
特典:押印スタンプあれば「伏見夢百衆」ドリンク10%引き、「十石舟」乗船料100円引き

城南宮
住所:京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
電話番号:075-623-0846
公式HP:http://www.jonangu.com/
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