2019年10月7日 更新

【京都神社めぐり】商売繁盛の神様・十日ゑびす祭でおなじみ!珍しい供養塔もあり☆「京都ゑびす神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区、祇園にある商売繁盛の神様。そして、京都冬の風物詩・十日ゑびす祭でもおなじみの神社。ちょっと珍しい供養塔を求めて行ってきました。

商売繁盛・十日ゑびす祭でおなじみの神社

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東山区祇園界隈。四条大和大路下がった場所にある、商売繁盛の神様として有名な神社。
そして、京都冬の風物詩としても知られる十日ゑびす祭では毎年多くの参拝客が集い、一年の中で一番にぎわう神事。

そして、10月20日にもゑびす講大祭が執り行われる予定。
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建仁2年(1202年)に禅の祖といわれる栄西禅師が建仁寺建立にあたり、その鎮守社として建てられたのが起源。

建久2年(1191年)南宋から帰国の際、禅師自身を海上の暴風雨から守ってくれた恵美須神を主祭神とし、応仁の乱以降現在の地に移転。
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じつは、今まで十日ゑびす祭の時くらいしか参拝したことがほとんどなかったので、こんなひっそりとしたえべっさんに来るのは初めて(笑)

まずは本殿へお参り。大祭の時は、本殿に大きなマグロが奉納されています。地元民の間では『えべっさん』の愛称で親しまれる神社。
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いつもなら参道は出店でにぎわっていて、神社の全体像がわからなかったんですが、鳥居をくぐってすぐの北側に一対の石碑が祀られています。供養塔です。
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向かって左側。『財布塚』と書かれ、供養塔の前には使い古しですかね。財布が置かれています。
こちらは長年愛着もって使い込んで捨てるのに困る財布を供養する場所。
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その周りには、そうそうたるネーム入りの玉垣が。
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向かって右側、『名刺塚』と書かれています。こちらでは名刺供養を。
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そして、こちらは名刺関連の関係者の玉垣でしょうか。9月には「名刺大感謝祭」なる行事も催されたみたいですね。

京都にはいろんな供養塔がありますが、財布と名刺というのも、あまりにもピンポイントで珍しいですね(笑)
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本殿横の壁板「たたき板」。えべっさんはご高齢のため耳が遠く本殿前の鈴を鳴らすだけでは気が付かない。なので、本殿横の壁を「お詣りに来ましたぇ」と知らせるために皆ドンドンたたいて終了するのが習わし。十日ゑびすの時なら大行列でなかなかたどり着けないほど。
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この日は参拝客も少なく、鳥居に飾られたえべっさん顔の扁額ある熊手に小銭を投げて入れようとする親子を見かけました。そんな日常感漂うえべっさんを参拝するのもいいですね。

京都ゑびす神社 へのツイート

詳細情報

名称:京都ゑびす神社
住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町125
電話番号:075-525-0005
関連URL:http://www.kyoto-ebisu.jp/
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