「日文研コレクション 描かれた『わらい』と『こわい』展-春画・妖怪画の世界-」の会場となる美術館は、左京区岡崎にある細見美術館。
細見美術館では、かつて2016年にも春画展を開催。その際には大きな話題となり、8万人以上もの入場者を集め、同館の入場者数の記録を塗り替えた経緯があります。
今回、細見美術館で開催される「日文研コレクション 描かれた『わらい』と『こわい』展-春画・妖怪画の世界-」で、展示される絵巻物や版画などの絵画作品の約150点はすべて、日文研の所蔵による物。
2018年10月16日よりで開幕となる「日文研コレクション 描かれた『わらい』と『こわい』展-春画・妖怪画の世界-」では、開催を前に所蔵元である日文研で記者会見を開催。
※なお今回の「日文研コレクション 描かれた『わらい』と『こわい』展-春画・妖怪画の世界-」は、刺激の強い作品が多く含まれるため、18歳未満の入館は禁止となっております。予めご了承ください。
「日文研コレクション 描かれた『わらい』と『こわい』展-春画・妖怪画の世界-」に作品を提供する日文研の正式名称は国際日本文化研究センターという大学共同利用の文化研究機関
(
http://www.nichibun.ac.jp/ja/ )
現在所長である小松和彦氏は、民間信仰や妖怪研究の第一人者で、日文研の名誉教授である早川聞多氏は、浮世絵や春画の研究者で、それぞれ多くの専門書を出版。
いわば今回の展示は日文研が誇る春画と妖怪画それぞれのエキスパートが収集した情熱の結晶の公開となっています。
このように大学の共同研究機関である日文研ですが、実は年に1回の一般公開デーが存在。
教員によるセンター施設案内や座談会などが開催されます。
2018年は11月23日が予定されています。興味のある方はぜひ。
会場名:細見美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
開催期間: 2018年10月16日(火)~12月9日(日)
※展示替有り・再入場不可
休館日:月曜日
入館料:1,500円
TEL:075-752-5555
入場制限:18歳未満は入館禁止
アクセス:地下鉄東西線「東山」駅下りて北へ徒歩10分
市バス「東山二条・岡崎公園口」停留所から東へ3分
その中には春画や妖怪画も多く含まれ、およそ20年にわたって収集された資料は、絵巻や版画などの約300点の妖怪画と、約400点の春画におよんでいます