2020年3月11日 更新

【ジェイアール京都伊勢丹】anan創刊50周年記念展絶賛開催中!ファッションリーダー誌の歴史☆美術館「えき」KYOTO

おおきに~豆はなどす☆今回は現在京都伊勢丹百貨店にて絶賛開催中。時代のファッションリーダーとして創刊50年を迎える雑誌『anan』の歴史が詰まった貴重な展覧会。

創刊号から現在まで!歴代表紙も一堂に登場☆

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下京区、JR京都駅正面にあるジェイアール京都伊勢丹。その7階、美術館「えき」KYOTOで3月7日からスタートした展覧会『anan創刊50周年記念展』を鑑賞しようとやってきました。
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個人的な思い入れのあるファッション雑誌『anan』。高校生の頃、学校の制服がなく私服だったため、そのファッションバイブルとして愛読。ファッションだけにとどまらず、映画や音楽、美術や文学など、あらゆるポップカルチャーの最先端情報をananから吸収していました。
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昔は情報ツールが限られていたため、どんな雑誌やテレビを見ているかで、おおよそその人の趣味趣向の見当がついたもんです。最近ではネットの普及でそれも多種多様になり、その時代の共通認識のカルチャーってちょっと思いつかないような、そんな時代です。いい意味で、なんでも自分の趣向に合うものを自由に選べる時代になったということですかね。
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で、中はもちろん撮影禁止ですが、創刊号を中心に、その内容を展示。

もともとフランスの女性ファッション雑誌『ELLE』と提携し、新しいファッション誌として誕生したanan。1980年までは表紙も当時のファッションリーダーであったモデル・立川ユリを中心に、当時としては珍しかった海外ロケも敢行し、日本の若者カルチャーにとって黒船の到来ともいえる雑誌だったようです。

今となっては驚くような文化人も雑誌に登場し、澁澤龍彦、三島由紀夫、横尾忠則など、その肝入り具合がうかがえるような、そんな様相だったみたいです。
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そんな片鱗も引き継ぎつつ、私が愛読していた時代には、当時の人気アイドルや俳優、文化人が代わる代わる表紙を飾り、それを毎回楽しみにしていました。

それは、今でも変わらないスタイルとなって続いているようです。
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エントランスには年代ごとに、過去表紙が一堂に展示され、メイクやファッションなど、見てるだけでその時代を思い出し、懐かしくもあり、恥ずかしくもあり(笑)
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ファッション以外に、流行作家のエッセイもいろいろ読みました。林真理子、山田詠美、よしもとばなな、リリーフランキーなどなど。ちょっと年代バレバレですが(爆)
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中でも、キョンキョン(小泉今日子)はananの広告塔のような印象でした。その時代の流行りを作っていたような。よくファッションを真似たり、同じブランドの服を買ったりしていました。

そんな女性ファッション史の潮流を作ってきたanan。
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最近ではほとんど読まなくなりましたが、以前にも増して男性アイドルの登場するのをよく見かけますが。今回の50周年記念号の表紙はKing & Prince。
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で、ここで今更初めて知りましたが、『anan』という雑誌名、じつはモスクワの動物園にいたパンダの名前なんだとか(笑)創刊にあたり、雑誌名を一般募集してこの名がついたんだとか。ここではパンダと記念撮影もできます。

展覧会は4月5日まで開催。日本のポップカルチャーの歴史も詰まった、面白い内容ですよ。オススメです!

ヨ~イヤサ~♪

anan創刊50周年記念展への口コミ

イベント情報

会場:京都市下京区 烏丸通塩小路下ル東塩小路町(京都駅ビル7階)
開催期間:2020年3月7日(土)~4月5日(日)
開催時間:10:00~20:00 ※3月7日(土)~15日(日)の開催時間:10:00~19:00
※但し、百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合あり。
入館料:中学生以上 500円(税込)
お問い合わせ:ジェイアール京都伊勢丹(075-352-1111)
公式サイト:https://www.isetan.mistore.jp/kyoto/shops/other/museum/shopnews_list/shopnews09.html
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