2022年10月28日 更新

【京都ぶらり】別名『西の御所』で親しまれる臨済宗派最多を占める巨大寺院群「妙心寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は右京区花園にある臨済宗寺院。別名『西の御所』とも呼ばれ、46の塔頭を構える巨大寺院群。

広大な敷地と46の塔頭で構成される別名『西の御所』

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右京区花園、丸太町通り沿い。JR花園駅からもスグの場所。ここに臨済宗妙心寺派の大本山『妙心寺』があります。じつは一部その塔頭に訪れたことはありましたが、お寺全体としてとらえて参ったことがなかったので、ほぼ初訪問の感覚でやってきました。

丸太町通りに大きな看板があり、ここから松並木の参道を経てお寺に向かいます。
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かつて平安京北西に花園上皇の花園御所(離宮萩原殿)があり、その跡地に康永元年(1342年)創建。

臨済宗の代表格として、京都にある五つの禅宗の寺院『京都五山』(南禅寺(別格)、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)を思い浮かべますが、かつて後醍醐天皇の時代に大徳寺もその一つに数えられていました。南北朝分裂後に足利氏に従わなかったため大徳寺は五山から外れることに。大徳寺開山門下であった関山慧玄が花園上皇より離宮跡の寄進を受け、妙心寺を開いたのがお寺の始まり。
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日本にある臨済宗約5650寺院のうち、過半数以上の約3350寺院が妙心寺派で占めています。法堂(本堂)を中心に46の塔頭が取り囲むように配置された一大寺院群であることがその特徴。なので、個人的にはちょっと大徳寺の雰囲気に似たお寺だな、という第一印象を受けました。その広さは大徳寺以上の広大さですが。
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46もの塔頭があるので、それぞれ独自色強い寺院があつまり、そのほとんどが一般公開されていませんが、中には通年公開、特別公開されているところもあります。
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まず、南総門のすぐ西隣りにある勅使門から一直線に参道が伸び、三門、仏殿、法堂を繋いでいて、壮観な佇まい。今回は内覧しませんでしたが、法堂には江戸時代の天才絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた天井龍が見どころの一つ。ご本尊には釈迦如来が祀られています。
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その参道の東側には、 天正15年(1587年)に明智光秀の叔父である大嶺院・密宗が光秀の菩提を弔うために建立。以後浴室として活用された別名「明智風呂」があります。こちらは明暦2年(1656年)再建の建物。

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そこから、途中脱線しつつも北総門へと続く参道を歩いてみます。
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境内の一番西側に続く参道には霊雲院、大龍院、徳雲院などが並び、ちょっとした小京都の町歩きのような感覚もあり(笑)山門越しからその様子をうかがうのみですが、端正に手入れされたお庭や色づき始めた木々が見えます。
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さらに北へ。
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春光院。開基は堀尾吉晴。重要文化財の狩野永岳の方丈襖絵と南蛮寺(なんばんじ)の銅鐘を所有。銅鐘は四条姥柳町にかつてあった南蛮寺のものと推定されています。
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江戸幕府の将軍徳川家光の乳母・春日局の菩提寺である麟祥院。じつはこちらを拝観したかったのですが、一般公開されていません。
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さらに塔頭が両側に並んでいます。
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そして、こちらが北総門。
さらに境外塔頭も多数あり、その中には龍安寺も含まれ、その巨大寺院ぶりがうかがえます。別名『西の御所』と呼ばれるにふさわしく、ご近所らしき方が散歩コースとして利用されてたり。ちょうど秋の行楽日和に訪れたお寺ですね。

詳細情報

名称:妙心寺
場所:京都市右京区花園妙心寺町1
電話:075‐461‐5226
公式サイト:https://www.myoshinji.or.jp/
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