2020年12月29日 更新

【京都紅葉2020】小倉百人一首の生誕の地と伝わる静かなる紅葉名所「厭離庵(えんりあん)」

奥嵯峨野の紅葉名所。真っ赤な紅葉と散り紅葉が魅力の庭園と、趣があり歴史的にも見どころが多い寺院。(2020年11月下旬拝観)

いにしえに思いを馳せる~小倉百人一首生誕の地「厭離庵」

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通常非公開、紅葉時期のみ公開されている臨済宗天龍寺派の寺院「厭離庵」。
藤原定家の小倉山荘跡で、百人一首を撰したところと伝わっています。
入り口の「如意山厭離庵」の文字に風情を感じます。
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厭離庵へのアクセスは、嵐山渡月橋から北へ。
嵯峨小学校を過ぎ、清凉寺から祇王寺へ向かう愛宕街道の途中にあります。
バスでは、嵯峨釈迦堂より徒歩約10分です。
毎年この看板が立てられていますが、毎回見落としてしまいます(笑)
今年は11月1日~12月7日まで公開されていました。
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入り口は住宅に囲まれていますが、
竹林の参道に入ると、別世界のように感じます。
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山門付近で拝観料500円を支払い、入山。
入ってすぐの風景です。
紅葉に覆われた茅葺の茶室待合(おそらく)と石畳、階段、散り紅葉・・・入るなり、色んな色が混ざった風景を見る事が出来ます。
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厭離庵では庭園に入る前にたぬきさんがお出迎えしてくれます。
今年はたぬきさんの場所が変わっていましたが、紅葉に囲まれ、来る人を癒していました。
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書院の前に庭園があり、そこに大きな紅葉があります。
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庭園の入り口に茅葺の門があり、日本庭園らしい風景が楽しめます。
お寺の方が、「ようやく紅くなってきました。」と仰ってたので、ちょうど見頃に入った頃だったようです。
コンパクトな庭園ですが、風情があり、定家への思いを馳せながら、散策してみるのも楽しいかもしれませんね。
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2018年12月公開時の画像です。
公開終盤に真っ赤に染まっていました。
今年もおそらく公開期間終盤に、厭離庵特有の真っ赤な紅葉が見られたのでは?と思います。
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今年の画像に戻ります。
紅葉のそばには苔むした手水鉢と石灯籠があります。
個人的には毎年秋に見るのを楽しみにしている風景。
今年は手水鉢の苔が少ないように思いましたが、お掃除を念入りにされたとか。美観を保つために、日々手入れをされていることに感謝したいと思いました。
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生き生きとした杉苔の上にカラフルな紅葉が!
どなたかが撮影のために置かれたのかもしれませんが、きれいだったので、パチリ♪
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1923年に再建された茶室時雨亭です。
里山にある茅葺屋根の家屋のような風情ある茶室です。
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時雨亭へのアプローチの敷石です。
葉っぱの形をしていて、珍しくて、ユニークですね!
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時雨亭茶室内部です。
大正時代に再建されたとは思えない手入れの行き届いた状態で、茶室としては広く感じました。
静かにお茶を立てたり、和歌を撰する…
そんな風に使われていたのかな分かりませんが、風の音や時折聞こえる鳥の声を聴きながら静かに過ごせそうですね。
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台風に見舞われ、昭和に入って再建された本堂です。
ご本尊は如意輪観音です。
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庭園と本堂の間にある井戸です。
この付近も真っ赤な散り紅葉が楽しめました。

今回は奥嵯峨野にある厭離庵の今季公開の様子を紹介しました。
公開は終了していますが、今季の拝観できなかった方や来年以降の参考になれば幸いです。

厭離庵 on YouTube

【京都 Kyoto 紅葉 2020】嵯峨野 厭離庵【そうだ京都行こう】

スポット情報

名称:厭離庵 えんりあん
住所:京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2
電話番号:075-861-2508
【通常非公開/2020年度特別拝観時の情報】
公開期間:2020年11月1日~12月7日※今年度の拝観は終了しています。
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:500円
関連ページ:https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=512
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