2024年3月29日 更新

【京都桜2024】春を告げる『魁桜』が見頃に♪ 京都きっての桜の名所「平野神社」【京都花めぐり】

今年は寒い日が続き、桜の開花が待たれましたが、平野神社の「魁桜」が見頃を迎えたようです。京都のお花見のスタートを知らせる桜として、広く知られています。(3月27日撮影)

待ちわびた開花

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平野神社は、794年平安遷都の時期から現在地に鎮座、源氏や平家の氏神となった由緒正しき神社です。
古来より桜の名所として広く知られ、春には約60品種、約400本の桜が咲き誇り、京都屈指の桜の名所です。
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京都に春を告げる「魁桜」が、やっと見ごろとなりました。昨年は暖冬の影響で、開花が早かったため、今年の寒さからやっと見ごろになったか…との安堵の声が聞こえて来ました(笑)
「魁」は、平野神社発祥の枝垂れ桜で、咲き始めると京都の花見が始まると言われています。
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近年、京都御苑の糸桜とおおよそ同じ時期に咲く印象です。花も少し似ているように感じます。流れるような枝垂れぶりは、ため息が出るほど美しいです。
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魁桜の周りには、桜を一目見ようとたくさんの方が来られていて、桜を撮影する人、桜と記念撮影する人・・・魁桜の人気を実感しました。海外の方も多く来られていました。
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2018年の台風で倒壊した拝殿ですが、見事に修復されました。
枝垂れ桜との共演が楽しみです。
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平野神社の本殿は、4殿2棟からなり、いずれも「平野造」と呼ばれる独特の形式で、国指定の重要文化財に登録されています。
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秋から春にかけて咲く十月桜が、可憐な花を咲かせていました。ソメイヨシノをはじめ、他の品種の桜の開花が待ち遠しいですね。
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平野神社では桜苑があり、その入り口付近で、お茶席が設けられていました。
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お茶席では、開運桜茶や、笹谷守栄の和菓子がいただけます。
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こちらの茶釜で、桜茶を接待されるようで、本格的です。
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今回は時間がなくて、桜茶をいただくのは諦めて、毎年楽しみにしている羊羹「桜便り」を購入しました。
笹屋守栄 桜便り

笹屋守栄 桜便り

1本1,000円。京都日本画家三輪時子氏に、特別に描いていただいた桜の絵のパッケージが素敵です。
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ほんのり桜色の可愛い2層の羊羹です。
上層は、平野神社ご祈祷済み「開運桜(桜の塩漬け)」と「桜のリキュール」でほんのりと味付けされています。下層の餡もあっさりとして、全体的にあっさりと軽くて食べやすい羊羹でした。
甘いものが苦手な方でも、食べやすいと思います。
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今回は見ごろを迎えた「魁桜」を中心に紹介しました。
これから次々と、桜が開花していくと思います。
魅力たっぷりの平野神社。近くへ行かれた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:平野神社
所在地:京都市北区平野宮本町1番地
アクセス:京福電鉄「北野白梅町」駅より徒歩約7分、京都市営バス「衣笠校前」下車徒歩約3分
関連ページ:https://www.hiranojinja.com/home
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