2022年2月15日 更新

【京都花めぐり】静寂と冬のお花が楽しめます「平野神社」

真冬に咲く桜「十月桜」と甘い香りの「水仙」に癒されます。平野神社の冬の様子を紹介します。

冬も控えめながら桜が咲いています「平野神社」

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平野神社は、794年平安遷都の時期から現在地に鎮座、源氏や平家の氏神となったそうです。
桜の名所として広く知られ、春には桜花祭が行われます。

久しぶりに参拝して、鳥居を見て何か足りない違和感を感じたんですが、、、鳥居の中央にある扁額「平野皇大神」は、現在修復中だそうです。
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こちらは早春の様子です。春は約60種の桜が楽しめる、京都屈指の桜の名所です。
特にこの早咲きの魁桜が開花すると、京都の花見が始まると言われています。
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春は賑やかですが、冬は比較的静かで、静寂に包まれる真冬も、控えめですがお花が楽しむことが出来ます。
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真冬は楽しめるお花が少ないですが、平野神社では境内に点在するように水仙が咲いています。
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水仙の花言葉は「自己愛」「神秘」。神秘的と言うより、個人的にはもっと可愛いイメージがあります。
とても良い香りで、沢山の可愛い花を咲かせていました。
現在は終盤のようですが、まだ咲いているようです。
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桜の名所らしく、十月桜という冬に咲く桜が楽しむ事が出来ます。
十月桜は10月頃から咲き、春に二度咲く珍しい品種です。
社務所付近、稲荷社付近、西大路側の鳥居付近に咲いています。
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今年は寒いからか花数が少なかったですが、可愛い花がちらほら咲いていました。
ソメイヨシノよりも少し色が濃くて、花も小さく感じますが、この時期に見れる桜として貴重な存在です。
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社務所付近には、皆さんそれぞれの思いで願い事を書かれた絵馬や、おみくじがたくさん奉納されていました。
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さすが桜の名所、桜をモチーフにした授与品が多目です。桜を象った淡いピンク色が多く、女性に人気のようですね。
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境内の様子です。2018年の台風で倒壊した拝殿が再建されたようです。
倒壊した当時は、どうなるかと心配しましたが、再び立派な拝殿が建てられました。きっとたくさんの方々のご尽力があったんだと思います。本当に良かったですね。
左手にあるのは、ご神木の楠です。壮大な大楠。樹齢は約400年を超えているようです。
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現在は本殿の吹き替え工事がされていて、本殿そばへの参拝が出来なくなっています。
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本殿のご神体は仮殿へ御移されたそうで、こちらで参拝出来ます。
本殿屋根の吹き替え工事は秋頃まで続くようですが、こちらで参拝できるので、安心ですね。

今回は冬の平野神社の様子を紹介しました。
控えめではありますが、花に癒されます。
近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

平野神社 on YouTube

平野神社の冬と春の魁桜を織り交ぜた動画です。
良かったらご覧ください。

スポット情報

名称:平野神社
住所:京都市北区平野宮本町1
拝観時間:6:00〜17:00
拝観料:境内自由
関連ページ:http://www.hiranojinja.com/
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