2021年11月16日 更新

【2021京都紅葉】俳句好き必訪☆市内一望できる松尾芭蕉ゆかりのお寺「金福寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区一乗寺にある俳人・松尾芭蕉や与謝蕪村ゆかりのお寺。庭園の紅葉とともに市内一望できる絶景ロケーション。

日本三大俳人・松尾芭蕉や与謝蕪村ゆかりのお寺

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左京区一乗寺。個人的に前から訪れたかった臨済宗南禅寺派のお寺『金福寺』があります。すぐ近くには詩仙堂や圓光寺など紅葉の名所として知られるお寺もあり、お隣には本願寺北山別院も。東山沿い裾野にある自然豊かで静かな場所。
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一見、古いお屋敷の個人宅かと思えるような、ひっそりとした門構え。
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貞観6年(864年)慈覚大師円仁が自作の聖観音菩薩像を祀り、国家安泰、衆生救済を念じて創建。当時天台宗のお寺でしたが、その後荒廃し元禄年間(1688年〜1704年)に圓光寺の鉄舟によって再興。その際に圓光寺の末寺となり、臨済宗南禅寺派に改宗。
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その鉄舟和尚と親交のあった俳人・松尾芭蕉が滞在した草庵があることでも知られる。のちにまたも寺は荒廃したが、芭蕉を敬愛する与謝蕪村とその一門が安永5年(1776年)に再興。なので俳人ゆかりのお寺とも言えます。

まだまだ初心者ですが、私自身日ごろ俳句をたしなんでいるので、昔の名句に触れ、なにか作句の際のヒントにならないかという思いもあり、やってきました。
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入ってすぐの場所にはつくばいがあり、紅葉するドウダンツツジやモミジに彩られていました。
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芭蕉が京都に滞在した際、庭園の裏側にある草庵を訪れ、風流を語り合ったことから、後に『芭蕉庵』と名付けられ、この奥にあります。
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境内は山の傾斜を利用した庭園設計になっていて、手前に本堂。そして石段を上ると芭蕉庵があります。
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本堂には本尊・聖観音菩薩が祀られ、お寺ゆかりの展示物もあります。さらに、与謝蕪村が詠んだ俳句の竹しおりもあります。そして、本堂からは静かに庭園を鑑賞するスペースも設けられています。
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その庭園、紅葉の下には古い句碑も。蕪村と百池の名句。
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そこから回遊式になっていて芭蕉庵へ。振り向くと、本堂と少し市内を眺望できます。それを縁取る紅葉も。
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そして、上り詰めた庭園の東側に立つ茅葺き屋根の草庵・芭蕉庵があります。建物自体改修されたのか、外観はわりと新しい雰囲気もありました。
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中の様子も外から見えます。内部には千利休が造った待庵に似た三畳台目の茶室があります。数寄屋建築の伝統構法も随所に見られ、興味深い造りに。
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この山の傾斜に建つ草庵で日がな一日過ごしていたら、きっといろんな自然の要素を織り込んで作句できるだろうな、と想像でき、実際蕪村の詠んだ句をみると、この場所の四季折々の花鳥風月も詠みとれるというか。
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さらに芭蕉庵から山手へ。彼方には愛宕山も見え、木立の間から京都市内を一望できます。
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そんな山中に与謝蕪村のお墓も。
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もともと大阪出身で、一時京都丹後の与謝野町で過ごした蕪村。俳号『与謝』は与謝野町から由来し、与謝野町がその作風に影響を及ぼしたと言われています。そして、その非凡な才能は俳句だけではなく、絵画においても開花し、後年京都画壇でもその地位を築き上げ、晩年には俳諧の中興者として新風をもたらしました。
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この日は休日でしたが、比較的拝観者も少なく、静かに時を過ごしました。市内を見下ろし、四季折々で花鳥風月を感じ取ることができ、また違う季節にも訪れたいお寺です。

詳細情報

名称:金福寺
場所:京都市左京区一乗寺才形町20 
電話:075‐791‐1666
拝観時間:9:00~17:00
関連サイト:https://buddhist-temple-5223.business.site/
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