2021年3月5日 更新

早春に咲く小さい花の可愛い桜「長徳寺おかめ桜」【京都花めぐり】

出町柳、早春の人気スポット。長徳寺のおかめ桜がをご紹介します。

小さく可愛い花に癒されます「長徳寺おかめ桜」

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長徳寺は出町柳の南、川端通りに面する浄土宗の寺院です。
常林寺、正定院と共に浄土宗の三カ寺が隣同士で、かつて砂川という小川があったことから「砂川の三軒寺」と呼ばれているそうです。
長徳寺の門前にある「おかめ桜」が見頃を迎えていますので、紹介したいと思います。
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おかめ桜とは・・・?
寒緋桜と豆桜の交配種。イギリスの桜研究科イングラムが作出した栽培品種で、1947年に発表されました。
長徳寺には1993年に植樹されたそうです。
通常開花時期は3月中旬から下旬だそうですが、今年は開花が早く、3月に入って見頃を迎えています。
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ソメイヨシノや河津桜よりも色が濃く、花は小さく球体のように固まって咲きます。
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2018年の台風21号で枝が折れて、かなりボリュームダウンしてしまいました。
今年は去年より元気そうに見えますので、更に成長してほしいと願います。
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地蔵堂に映るおかめ桜です。
晴れた日には鮮やかなおかめ桜が映って美しさを増します。
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おかめ桜の北側に赤紫色に近い色の寒緋桜があります。
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おかめ桜よりも早くに開花する品種のようで、沖縄で桜といえば寒緋桜を指すほどたくさん自生しているそうです。
花は下を向ていて、イヤリングみたいに可愛いです。

詳細情報

名称:長徳寺 ちょうとくじ
住所:京都市左京区田中下柳町34−1
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