2019年1月23日 更新

【京都お寺めぐり】東山三十六峰山間の静寂に包まれる空間!弘法大師ゆかりの名だたる霊場札所「今熊野観音寺」

東山・今熊野山の泉涌寺山内にある真言宗泉涌寺派のお寺。泉涌寺塔頭にあたり、山間の静寂に包まれた境内。複数の名だたる霊場、巡礼地にもなるお寺。

霊験あらたかな弘法大師ゆかりのパワースポット

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東大路通りから泉涌寺道を上り東山沿いへ。
若干息も上る傾斜を上り、泉涌寺の門をくぐりさらに上る。
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すると各種情報盛りだくさんなのぼりが立ってるわけですが。その中で「ぼけ封じ」の文字に反応して初訪問。
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今熊野山の広大な敷地に広がる境内。そして、泉涌寺の塔頭、真言宗泉涌寺派のお寺。
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正しくは「新那智山今熊野観音寺」。
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空海(のちの弘法大師)が唐帰国後の大同2年(807年)、東山に差し込む光を見つけやってくると、老人の姿をした熊野権現が出現。「衆生救済せよ」とのお告げに、本堂を建立、自ら一尺八寸の十一面観世音菩薩像を彫り、熊野権現に授かった一寸八分の像を体内仏として納め、奉安されたのがはじまりとされる。
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鳥居橋を渡ると、「子護弘法大師」像が。
子供はかけがえのない宝物。そんな子供たちを護り育むのお大師さま。心身健康・学業成就・諸芸上達・交通安全などを祈願。
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まずは本堂。弘法大師が熊野権現と対面した最も神聖なる場所。
こちらのご本尊、空海作とされる十一面観世音菩薩像が祀られています。
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大師堂の前には「ぼけ封じ観音」。心や身体のぼけを取り除いて下さる観音さま。最近末期的ボケに悩まされているので、念入りに祈願(笑)

ぼけ封じ観音を祀るお寺が他近畿に9ヶ所あり「ぼけ封じ近畿十楽観音霊場」にもなっています。今熊野観音寺は、その第一番札所。
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お大師堂。
不動明王、愛染明王、伽藍を寄進建立した左大臣藤原緒嗣の像も祀られています。

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今回はぼけ封じ祈願ということで、御朱印はこちらで。「ぼけ」の文字がインパクト大ですが(笑)

御朱印、全部で6種類あります。というのも、ぼけ封じ近畿十楽観音霊場以外に、西国三十三ヶ所観音霊場、京都泉山七福神のえびす神奉祀、洛陽三十三所観音霊場の第十九番札所、神仏霊場会の122番(京都42番)霊場の地にもなっていて、それぞれの目的にあった御朱印に。

なので、御朱印を記帳していただくときはお間違いないように。
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ちょっと変わった授与品として、これを発見。頭痛封じ、ぼけ封じ、開運厄除、健康長寿に枕カバー。とくに頭痛持ちの方にいいかもしれませんね。
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そして、こちらは京都の名水にも指定される『五智水』。

弘法大師が、熊野権現の御霊示にしたがい、観世音を祀る場所を探して錫杖で岩根を打つと霊泉が。霊験あらたかな観音御利生の水として崇められ「五智水」と命名。今でもこんこんと湧き出る名水。


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そんな霊水いただいてみました。若干鉱物的味わいも感じつつ、弘法大師ゆかりのパワーウォーターをいただき、ちょっと自分にもお大師さまの霊力をおすそ分けしていただいたような。そんなありがたい気持ちになりました。
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