2022年6月2日 更新

【話題沸騰中】京都が舞台のミュージカルアニメ映画『犬王』に登場するロケ地めぐり☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は現在絶賛公開中で話題のアニメ映画『犬王』。その舞台となる京都のロケ地を映画とともにご紹介。

京都を舞台とした話題沸騰中のアニメ映画『犬王』

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中京区、JR二条駅前にあるTOHOシネマズ二条。そこで5月28日全国公開を果たした話題の映画『犬王』を観にやってきました。公開予告を観て面白そうだな、と思っていた映画。
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南北朝~室町時代に活躍し、歴史上知られる能楽師・世阿弥と人気を二分したと伝わる犬王。その犬王をモデルに描かれた古川日出男氏原作小説『平家物語 犬王の巻』がアニメ映画になって登場。時の将軍・足利義満から寵愛を受け絶大な人気を誇っていた犬王。その絶頂期をロックミュージカル調に描いたファンタジックな作品。
アニメ制作には『夜は短し歩けよ乙女』『映像研には手を出すな!』でおなじみの湯浅政明監督・サイエンスSARU。多彩なアニメ表現で、その斬新かつ神秘的世界観を表現。さらに、キャラクター原案は代表作『ピンポン』で知られる漫画家・松本大洋。音楽には『あまちゃん』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の大友良英と豪華な顔ぶれ。
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今回来場者特典として、松本大洋のキャラクター原案に、古川日出男が文章を書き下ろしたお伽草子、蛇腹冊子をいただきました。数に限りがありますのでお早めに。

で、映画の内容はネタバレになってしまうので言えませんが、そのストーリーの舞台が京都であるため、よく知る見慣れた風景が室町時代設定に加工されて登場。今回はその一部をご紹介。
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まずはこちら。京都人ならよくよく知る、夏の風物詩五山送り火の最高峰・大文字山。その火床。大文字山自体を背景として登場させる作品は数々ありますが、今回のアニメでは火床が登場。こんなところを登場させるとは、京都大学を舞台にした作品『夜は短し歩けよ乙女』で京都を熟知した湯浅監督ならではの視点ということでしょうか。

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さらに、今宮神社門前菓子として知られるあぶり餅も登場。この映画であぶり餅が紹介されたことで、改めてこの和菓子の歴史の古さを感じました。そのルーツをたどると、平安時代には存在したと伝わるあぶり餅。

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さらに、犬王がオリジナルの能楽を熱演する舞台には三条大橋。今まで見たことのないような、パワフルで圧倒的存在感を醸すその舞台に町衆たちは誰もが魅了されるシーン。

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最後に

今回ご紹介したロケ地以外でも地元民ならあそこだな、とわかるスポットが数多く登場。そんな視点も含め、かなり面白い作品になっています。最近、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』やテレビアニメ『平家物語』などで同時期が描かれ、この時代の深堀がちょっとしたブームですね。映画鑑賞とともに、作品中に登場する聖地巡礼も併せて楽しんでみてください!
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