2016年2月16日 更新

山科 11月は火の神事に合わせたおまんじゅうを!「仙太郎」【和菓子】

こちらも、古いお店だと思いますがHPには会社情報が載っておらず。一番の看板商品はやはりご存じ最中でしょうか。とにかく、小豆に自信ありなのでしょう。今回はそんな和菓子店「仙太郎」をご紹介します。

【身土不二(しんどふじ)】をテーマに素材の味を大切に

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百貨店にも出店してていつも人気ですが、今回は山科店で。ゆったりと店員さんとお話しながら品選びできます。こちらの商品づくりのテーマは【身土不二】。身土不二とは、仏教用語で「身」(今までの行為の結果=正報)と、「土」(身がよりどころにしている環境=依報)は切り離せない、という意味。そしてそれは、地元の旬の食品や伝統食が身体に良いということ。なので、素材も丹波、近江、大和、但馬など比較的京都から近い産地から取り寄せているとこのと。そのせいか、素材の味がすごく主張してる印象。

火を大切に想う和菓子「おしたけさん」(お火焚)

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季節のお菓子ということで、名残りの栗系もありましたが初めて見かけたこちら。「おしたけさん」を。
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こんな風にいつも和菓子の説明書きが添えられます。これから寒くなるにあたって、「火」を大切に想う神事「おしたけさん」(お火焚)にちなんだ11月中の和菓子。そして、この神事を区切りに炬燵や火鉢など冬仕度を始める慣わし。
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近所のお寺で紅葉の落ち葉が印象的だったので、持ち帰ってあしらってみました。このおまんじゅうの焼印は火の象形文字。その時のお供えの代表である、という証。
うちではすでに炬燵を出してフル活用ですが、火を畏れ、火を大切に思いながらいただき、これからの師走に向けて備えたいと思います。

仙太郎への口コミ

仙太郎山科店 基本情報

名称
仙太郎山科店
住所
京都府京都市山科区竹鼻竹ノ街道町60−1
電話番号
営業時間
9:30~18:00
定休日
無休(1月1日のみ休み)
関連URL
http://www.sentaro.co.jp/index.html
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