百貨店にも出店してていつも人気ですが、今回は山科店で。ゆったりと店員さんとお話しながら品選びできます。こちらの商品づくりのテーマは【身土不二】。身土不二とは、仏教用語で「身」(今までの行為の結果=正報)と、「土」(身がよりどころにしている環境=依報)は切り離せない、という意味。そしてそれは、地元の旬の食品や伝統食が身体に良いということ。なので、素材も丹波、近江、大和、但馬など比較的京都から近い産地から取り寄せているとこのと。そのせいか、素材の味がすごく主張してる印象。
季節のお菓子ということで、名残りの栗系もありましたが初めて見かけたこちら。「おしたけさん」を。
こんな風にいつも和菓子の説明書きが添えられます。これから寒くなるにあたって、「火」を大切に想う神事「おしたけさん」(お火焚)にちなんだ11月中の和菓子。そして、この神事を区切りに炬燵や火鉢など冬仕度を始める慣わし。
近所のお寺で紅葉の落ち葉が印象的だったので、持ち帰ってあしらってみました。このおまんじゅうの焼印は火の象形文字。その時のお供えの代表である、という証。
うちではすでに炬燵を出してフル活用ですが、火を畏れ、火を大切に思いながらいただき、これからの師走に向けて備えたいと思います。