2022年9月9日 更新

【京都和菓子】中秋の名月のお供に『月見団子』☆東山三条の地元民御用達店「老松堂」

おおきに~豆はなどす☆今回は東山区、地下鉄東山駅北にある地元で愛されるお饅頭屋さん。中秋の名月に向け、月見団子も絶賛販売中。

中秋の名月に食べたい月見団子

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東山区、地下鉄東山駅スグの三条上がった場所にある和菓子店『老松堂』。この日はこの近くを散策中、そういえば2022年の中秋の名月は9月10日(土)だったな、ということを思い出し、若干フライングですが月見団子を買って帰ろうと。
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以前からお店の前をよく通りつつ、ご近所の方が買いに来られる、地元民仕様のお饅頭屋さんだな、という認識のあったお店。店構え自体にはそんなに老舗感はありませんが、看板の様子やお店の雰囲気から、ここでずっと営業されてる昔ながらのお店のような印象を受けます。

店頭には季節菓子、くりもち、月見だんごの文字が掲げられています。
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ショウケースには種類豊富、とまではいきませんが、季節の和菓子が並んでいます。くりもちや月見だんごの他、六方焼、生菓子、羊羹など。店頭の背後には調理場があり、和菓子づくりに欠かせないミキサーやらそれらしい道具のそろった厨房であることがドアの隙間から見て取れます。
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早速、月見だんご170円。可愛らしい小ぶりサイズで、一つずつ個包装されています。
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くりもちも気になりましたが、こちら『麦まんじゅう』170円にちょっと興味津々。中央部分に楕円形の凹みのある独特のフォルム。ちょっと温泉まんじゅうのような雰囲気もあり。なんでも、麦刈りを終えて収穫を祝う和菓子で、新麦でつくる素朴なおまんじゅうなんだとか。
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他にはお赤飯もあり、いかにもお饅頭屋さんらしい使い込んだ木製のばんじゅうに収まっています。ばんじゅうにはこの辺りの地名『古川町』と書かれ、この界隈で愛されるお店なんだろうな、と察することができます。
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で、今回は月見だんごと麦まんじゅうを購入。お店の包装紙も昔ながらのお饅頭屋さんらしい絵柄。
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そして、こちらが月見だんご。

関西、京都ではこれが一般的な形状の月見だんご。関東や他の地域は真ん丸らしいですね。よくテレビなどでピラミッド状に積み上げられた丸い月見だんごとススキが飾られ、お月見をする、という風景を見かけますが。

この形状になったのには、あんこが夜空や雲をあらわし餅が月に見たて雲隠れしてる月の様子、だとか、十五夜と同時期に芋の収穫を祝うことから「芋名月」ともいい里芋に似せたとか、諸説あるようです。
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構造は至ってシンプルで、里芋型になったお餅にこし餡が巻き付けられている、そんな様子。お店によってはこれがつぶ餡だったりしますがいろいろです。味は、とても上品な甘みのこし餡、そしていい柔らかさのモチモチ感あるお餅。素朴な味わいで、いくらでも食べられそうな美味しさ(笑)
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さらに、麦まんじゅう。

作り方としては、小麦粉と砂糖を湯で溶き、さっくりこねてつぶ餡を包み、中央部分を指で凹ますという独特の成形をほどこしてから蒸しあげたもの。表面の艶やかさは蒸し饅頭らしい風情。
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断面はこんな様子。ムチムチとした弾力が特徴的で、中力粉を使っているとか。餡子はいい具合の半殺し加減で、味はまさしく温泉まんじゅうのような食感で、さらに餡子は月見だんごに比べ甘さ控えめ。小豆の味をダイレクトに感じられるような造りになっています。こちらも素朴な味わいで何個でも食べられて、しかもすべて植物性の食材で作られていて、スイーツと言えども罪悪感なしというか(笑)そんな美味しさ。

お月見自体、ハレの行事というより、日常の中で夜空を見上げれば誰もが楽しめるもの。そんな観月に寄り添う月見だんご、ご賞味あれ!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:老松堂
場所:京都市東山区古川町通三条上る分木町67
電話:075‐771‐1301
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
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