2021年5月11日 更新

【京都パン】昨年オープン☆ロシア黒パン工房手がけるフードスタンド「コスモチカ」

おおきに~豆はなどす☆今回は北区小松原、平野神社西にある、滋賀のロシア黒パン工房運営の昨年オープンしたフードスタンド。ロシア料理もあり。

滋賀のロシア黒パン工房が満を持してフードスタンドオープン

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北区小松原、桜の名所として知られる平野神社から西大路挟んだ西側。
最近ちょっとロシア料理がマイブームで、それにまつわるお店がないかと探していたところ、こちらを発見。

滋賀県坂本にあるロシア黒パン工房『 ИКРА(イクラ)』が手掛けるフードスタンド。黒パン好きの人には有名なお店みたいです。
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元々このお店の西隣にある雑貨店で黒パンを長らく販売され、工房では注文販売を中心にされていますが、その美味しさが評判ですぐに完売するほどの人気。イベントなどでも販売されていたそうですが、昨年実店舗をオープン。
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フードスタンドということで、こちらでは主に軽食とドリンク類を販売。それも、ちょっと珍しいロシアンテイストのメニュー。ピロシキやボルシチ、ロシアンティーなど、ロシア料理の代表的料理の数々。
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考えてみると、ロシア料理のフードスタンドって、ちょっとレアですね。京都初じゃないですかね。かしこまった感じなくカジュアルに食べられるのがよさそうですね。こんなサンドとスープのセットも。
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他にもこんな組み合わせもあり。
すぐ近くには小松原公園もあるので、アウトドア感覚でテイクアウトして食べるのにもよさそうです。

で、今回は黒パンが目当てで、ここでも予約すれば黒パンが購入できます。黒パンは、プレーン、くるみ、ラズベリー&アーモンド、いちじくの4種類。黒パンには石臼で挽いたライ麦粉と小麦粉を使用し、自家製酵母による長時間発酵でしっかり熟成させたもの。黒パン以外にもカンパーニュ系のパンもあり、どれも自家製天然酵母使用。

さらに、焼き菓子やジャムも販売されていて、ご店主の面白いアイデアで考案された品々多数。
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で、今回予約して購入したのがこちら。黒パンくるみ650円。黒パンのトップ面には粉糖ですかね。絵が描かれています。

黒パンというと、他ドイツパンもよくなじみがあり、ロシア黒パンとどう違うのか?とご店主に尋ねると、東欧諸国の寒冷地はライ麦生産が盛んにおこなわれる場所で、国境関係なくライ麦文化圏。基本的には似ていますが、若干ロシア黒パンの方が酸味マイルドで食べやすいとのこと。
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で、カットしてみます。パン自体ずっしりと重く、わりと生地も密。
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で、実食。
ライ麦パンの中にはボソボソとした食感でわりと乾燥気味のものが多い中、生地には小麦粉も配合されているからか、思ったよりしっとりとしてまとまりがあります。ライ麦粉や小麦粉以外に黒糖、そして少し変わったところでは煮干粉が配合されていることもあるのか、コクや旨味を感じます。そして時折香ばしいくるみ。とても食べやすく味に深みもあり、美味しい黒パン。ファンが多いのもわかります。
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で、オススメの食べ方にサワークリームを黒パンに塗り、イクラやキャビア、サーモン、アンチョビなどを乗せると美味しいとあり、ちょうど自宅冷蔵庫にあったクリームチーズ、サラミ、パクチーを乗せてみました。本当はディルなどのハーブがよかったと思いますが(笑)でも、これ絶品。具材と黒パンとの相性抜群。そして、お酒のおつまみにもちょうどいいというか。こんなおつまみがあれば、自宅呑みが待ち遠しくなるような、そんなアシストをしてくれる中毒性ありな黒パン。ビールにもワインにも合います。

コロナ禍でも外呑みのような感覚を味わえる、そんなおつまみにもなりうる黒パン、お試しあれ。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:フードスタンド コスモチカ
場所:京都市北区小松原北町119 Vesna内
電話:075-463-3566(Vesna)
営業時間:10:30~18:00(日曜日は16時まで)
定休日:水・木曜日
※コロナ禍による営業日時の変更にご留意ください。
関連サイト:https://twitter.com/kocmoyka
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